正さん日記

世の中思いにつれて

真剣さがない、麻生首相の核廃絶への姿勢

2009-08-07 17:18:27 | 政治
 麻生太郎首相が6日午前、広島市での記者会見で、核廃絶への取り組みに関連し、北朝鮮の核攻撃への警戒が必要だと語った上で、日米同盟により、我が国は、現状ではアメリカの「核の傘」が必要との認識を強調した。 
 朝の広島原爆記念式では「日本が今後も非核三原則を堅持し、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向け、国際社会の先頭に立っていくことを誓う」と言っていながら、その口の乾かない内に、アメリカの「核の傘」に安住するようなコメントを述べるとは、何という気の使いようの無さか、と呆れるばかりだ。

「原爆症認定基準の見直し」
 また、麻生首相は、原爆症認定基準の見直しについて、原告団に約束したが、これ自体は明るい材料としても、対象者が、原告団約300人に限られるのであれば、原爆症認定訴訟に加わっていない約6000人の原爆症患者の救済はどうなるのか。これらを含め総合的に救済の道が開かれない限り、問題の解決にはならない。
 原爆症患者の高齢化は進み、政府がもたもたしている内に、犠牲者は悲惨な生活を続けなければならない。
 最も、今度の選挙で政権が代われば、この問題も一気に進展する可能性があるが。「関連:5月28日

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