正さん日記

世の中思いにつれて

大原麗子、孤独な最期

2009-08-08 16:44:33 | 社会
 8月6日、女優の大原麗子さん(享年62歳)が自宅寝室で亡くなっていたのを発見され、7日、行政解剖が行われたが、大原さんは3日に病気で亡くなっていたことが分かった。
 死後4日目に入り一部に変色などの腐敗が見られることから、すぐに火葬、当初、この日中に東京・世田谷区の自宅で密葬が行われる予定だったが、お骨は一度、東京・赤羽に住む大原さんの母・飯塚俊子さん(92)の元へ。一晩、母親らと一緒に過ごした後、8日に自宅へと戻り、密葬が執り行われる。
 警視庁成城署は、死後3日経ち、真夏の暑さで遺体の痛みが早く進み、結局、死因は特定できず、事件性や自殺の可能性はない「病死」と判断された。
 
 遺体を発見した弟の政光さん(60)=会社員=は、報道陣に対し、大原さんについて、最近は、「そろそろ復帰したい。死ぬまで仕事がしたい」と言い、運動も始めて、女優業の再開を夢見ていたと語った。
 大原さんは1999年に、手足に力が入らなくなるギラン・バレー症候群を患って以来、仕事をセーブし、闘病生活を送っていた。昨年11月には、自宅ガレージで転倒し、右手首を骨折する重傷を負ったこともある。
 大原さんは東京都出身、映画「男はつらいよ」シリーズでは2度、マドンナ役を務め、NHK大河ドラマ「春日局」は史上3番目に高い平均視聴率を記録したほか、多くの映画、テレビに出演、サントリーのCM「すこし愛して、ながーく愛して」というセリフが流行語に。しっとりした雰囲気の容姿と独特のハスキーな声で人気を集め、テレビ局のタレント好感度調査では何度も1位になった。
 渡瀬恒彦、森真一との結婚、離婚と波乱に満ちた人生だったと思うが、大女優としては、まだ62歳の若さで、寂しい孤独死だった。
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