兵庫県の関係者によると、今年の３月、斎藤知事側近の片山前副知事と元総務部長らが、知事の指示で告発文書を作成した元県民局長から事情を聴き、公用パソコンを回収。このパソコン内にある私的なメールを、報道機関や県議などに漏洩した疑いが浮上している。
その際、片山前副知事は、元県民局長に「余計なことはしゃべらない方が良い」と脅しにも似た言葉を掛けていたようだ。
これについては、県の関係者が情報漏洩した際のやり取りを目撃しており、百条委員会で証言する意向を示している。
しかし、斎藤知事は関与を否定している。片山前副知事は、先月に副知事を辞職、元総務部長は、先月末から体調不良を理由に休職しているが、両人は今後の百条委員会に出席し、尋問を受けることになりそうだ。
その他、斎藤知事が威張り散らした行状が、次々に表に出てきているようだ。「関連：９月３日」
