日本、初戦で中国に快勝。大谷、期待どおり二刀流で活躍＝第５回ＷＢＣ始まる

　昨晩、東京ドームで超満員の観衆を集めWBC日本対中国戦が行われ、日本が８－１で中国を下した。

　その前に行われた韓国対オーストラリアは８－７でオーストラリアが競り勝った。

　日本は今日、昨晩敗れた韓国と対戦する。韓国は後がない背水の陣で臨んでくることが予想され、日本としても宿敵韓国を破り予選突破を確実にしたい。

　昨晩の日本は正に大谷翔平の凱旋試合と言っても差し支えない。大谷はリアル二刀流をいかんなく発揮し投手として４回まで１安打５三振、打者としては追加点になる２点二塁打を放ち、４打数２安打２打点と期待通りの活躍を見せた。

　ただ、相手がまだ野球の歴史の浅い中国だったので、若干、メジャー最高の選手としての物凄さは抑えていた感じだ。これから、勝ち上がっていく中でさらに大谷の凄さが発揮されると思う。

　今日の韓国戦、先発はダルビッシュ、相手は負けると予選敗退の可能性があり死に物狂いで向かってくるだろう。

　日本も万一この試合を落すことになると、後に韓国を破ったオーストラリアが控えていてやや苦しくなる。

　ということで、宿敵韓国に絶対勝たなければならない。後続投手の出来と、４番村上宗隆の復調が勝負の鍵を握ることになりそうだ。

　韓国に勝てば、予選で１位突破の期待が膨らんでくる。加えて、大谷の大活躍で日本中を沸かすことが今回のＷＢＣのメイーンになっている。「関連：３月６日」