「一汁三菜」レシピ本いかが
(2012年10月20日 読売新聞)
中村学園大・同大短期大学部(福岡市城南区)の学生食堂「食育館」で提供されているメニューのレシピ本が、今月出版された。タイトルは「しっかり食べよう『一汁三菜』」。栄養バランスや必要な食事量がひと目で分かるようになっており、多くの管理栄養士を育てている大学ならではの工夫が凝らされている。
食育館は2008年オープン。主食(ご飯)、汁、おかず3種(主菜、副菜、副々菜)という伝統的な「一汁三菜」が基本のランチや豊富な副菜など、季節ごとに常時約40品目のメニューを提供している。地域住民の利用も可能で、これまでに約100万食を提供。「献立のレシピが欲しい」という利用者の声を受け、出版を決めた。
季節ごとに分けた「一汁三菜」の献立モデル24種類や単品の副菜を厳選して掲載。材料や作り方、エネルギー量のほか、1日に必要な食事量のどれだけを摂取できたか、コマの形で示した「食事バランスガイド」も添付した。「一汁三菜」を弁当にするコツ、受験生向けの夜食なども紹介している。
食育館の献立を考えている管理栄養士の松永美歩さん(32)は「学生に野菜や海藻を食べてもらうよう工夫してある。ぜひ手に取ってみて」とPR。初代館長の同大名誉教授、城田知子さん(72)も「主食と主菜のバランスが悪いと成人病になりやすくなる。日々の食事の参考にしてもらえれば」と話している。
1260円。問い合わせは、丸善プラネット(03・3512・8516)へ。
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1.この私のブログは「正しい食事を考える会」と言うことがテーマになっています。そして正しい食事とは何かを考えています。また食育は食事教育を略し、食と育を取って食育と考えています。
1.この私のブログは「正しい食事を考える会」と言うことがテーマになっています。そして正しい食事とは何かを考えています。また食育は食事教育を略し、食と育を取って食育と考えています。
2.食事とは何か、食育とは何か、食事には原則がある・・・・正しい食事とは何か、何故日本は正しい食事が行われん採用になっているのか、・・・・ということを書いて来ています。
3.正しい食事についての私の結論は、正確には「一汁三菜」ではありません。
例えば日本語では当然の主語は省略されています。この一汁三菜には主語と言うか、主食が言われていません。
4.例えばパンと一汁三菜でいいのでしょうか、現代食をすすめる中村学園は「ごパンと一汁三菜」もメニューにあることでしょう。しかし、それは食の原則からはずれているのです。
しかし、栄養士を育てる栄養大学では時代に合わせざるを得なく、それはできないのです。そこが食におけるアメリカの罠にはまっているのです。
つまり、食育の中にアメリカ農産物を取り入れるメニューを、栄養士本人がこれは正しいと思って広めているのです。
それを端的に示すのは、学校給食がパンとミルクで始まったことです。学童に外国の食事を食べさせることが正しいでしょうか。配本になっていますが家に光出版「日本侵攻 アメリカの小麦戦略」(高嶋光雪著)など読んでください。NHK特集「食卓の陰の星条旗」も見てください。
戦後、食糧が不足していたと言う人もいるでしょうが、学童用のこめはありましたよ。幼い子は先祖から食べてきた食事をさせるのが食の原則です。
日本の学校給食はアメリカの経済問題として扱われたのです。そこには健康問題は栄養失調の面でしか言われなく、アメリカの小麦が児童の飢えを救ったように言いますが、小麦食は大人がして、学童にはご飯を食べさせるべきなのです。そういうことで徐々に学校給食は米飯給食が増えてきていますが、まだ1,5日くらいはパン食が行われちぇいるのです。
5.そこで私は一汁三菜とは言わずに「ごはんと一汁三菜」と言っているのです。一汁三菜と言うことはニッポンの和食から出た言葉で、米沢藩藩主は一汁一菜と言っていたそうです。
6.ごはんと一汁三菜は学校給食でも実施し学童に正しい食事の教育をしつけるべきなのです。
7.もう一つ「ごはんと一汁三菜」には、或る原則が必要なのです。これは中村学園は多分言い出せないと思います。それは主食、主菜、副菜の割合の基準は3:2:1にするのが良いと言うことです。
これは女子栄養大学の足立先生、高知大学の針谷先生(ともに提唱時)言いだされたことで、学閥がある中で他の栄養大の研究は採用されないと思いますがNHKでは時折弁当作り教室などで3:1:2は出てきます。
私はこれを重要な順に、多い順に並べて主食、副菜、主菜と並べ3:2:1と言っています。
8.ということで、中村学園の学食レシピ一汁三菜は一歩前進であるが、まだまだ研究が足りないと言いたいのです。食の原則など考えているでしょうか。
私の記事を紹介しておきます。
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