正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

食事教育5ー安全なものとはー原発の放射性物質汚染食品は危険かー栄養バランスの良い食事が大切

2011-03-25 | 食事教育
 正しい食事を考えているこのブログ、食事教育が必要であると考えて書いています。

 食事教育は15項目にわたって考え教育すべきだと書いています。その中で食の安全性について「食事教育5ー安全なもの、危険なものは何か」で書いています。

その記事を少し転記しますと「食事教育では安全な食べ物と危険な食べ物を教えなければなりません。
危険な物の一つに残留農薬があります。野菜を農薬を使わないで育てたり、果物も農薬を使わないでいると虫の攻撃にあいます。柿などかめ虫で全滅する事もあります。お店で虫の穴一つ無い野菜は相当の農薬がかけられているのではないかと考えてしまいます。ビニールハウスで育てる場合は農薬は少なくて済むかも知れませんが、虫の穴がある野菜は農家に返却されていました。大損です。そうすると消毒をする方向に向かうでしょう。この残留農薬問題、ちりも積もればなんとかで少量でも毎日長期に摂取しているとその影響は出てこないとは言えません。キャベツや白菜は一枚一枚洗わなければならないのかも分かっていません。そのようなきゃべつを使って露天でお好み焼きや焼きそばが作られているのです。「食の安全性を考える」ホームページでは何年も傷まない野菜の樽詰めの写真が載っています。そんな食材を安い外食産業では使っていると考えなければならないでしょう。穀物などは生産中も病気と害虫対策をどうするかの問題があります。広い畑、飛行機で多量に撒くしかありません。収穫した後、一匹の虫がいたら直ぐに増えてしまいます。そこで収穫後に、農薬を穀物に混ぜるのがポストハーベストです。日本の米は低温保存していますが、外国から輸送する場合、当然防虫、防かび対策は必要になります。その対策として農薬をぶっかけることになります。特に小麦など、洗わないでそのまま粉砕する場合農薬混合の粉になる危険性は十分にあります。その小麦を食べて手がない猿が生まれたのはご存じのことだと思います。詳細は「ポストハーベスト」で検索してください。アメリカの米に穀象虫を入れていたら死んだという報告も載っています。ラーメンを食べるときこのポストハーベストが気になると言う記事もありました。

「食品添加物」も検索すると出てきます。メーカーは美味しい物を作って、尚かつ変質しない物を作って売上を上げなければなりません。その場合美味しさを人造的につくって痛まない魔法の粉を化混入する、そういう食品があふれてきてはいます。ですから成分表示をしっかり見ないといけません。中国食品は何をしているかが分かりません。自分だけがもうければいいのです。刹那主義です。信用など考えません。日本商標を横取りしたに偽物を作ったり、海賊DVDなど何でもやります。・・・・以下略」

とういうように残留農薬の危険性を考えていました。

しかし、ここに来て原発の被災問題で放射性物質の漏洩、飛散問題が出てきたのです。
今回の原発で放射性物質が飛散し、退避勧告を受けたり、食品が汚染されていると言うことです。
そして枝野氏は基準値があってベクトルとか、シーベルトとか発表したり、退避勧告をしたりしています。

千葉産野菜から規制値超えヨウ素
 福島市内のスーパーで、店頭から下げられた福島県産の野菜=23日午後
(読売新聞) 2011年03月25日 20時49分
 千葉県は25日、同県多古町で生産されたホウレンソウから食品衛生法で定めた暫定規制値の1・75倍の放射性ヨウ素が検出されたと発表した。

 旭市でも、春菊やパセリなど5品目から暫定規制値を上回る放射性ヨウ素が検出された。旭市の春菊については東京・築地市場に出荷されたものから、20日に規制値の2倍以上の放射性ヨウ素が検出されており、旭市の生産者は25日まで、すべての野菜について出荷を停止していた。県は多古町の生産者にも、ホウレンソウの出荷自粛を要請する。

 県は22日と24日、県内10市町で野菜のサンプルを採り、民間機関に検査を依頼した。その結果、放射性ヨウ素の数値は、野菜類の規制値1キロ・グラムあたり2000ベクレルに対し、多古町のホウレンソウが今回検査の最大値となる3500ベクレルを示した。旭市では検査対象の14品目中、パセリ3100ベクレル、サンチュ2800ベクレル、春菊2300ベクレル、チンゲンサイ2200ベクレル、セロリ2100ベクレルの計5品目が規制値を超えた。」
と発表した。こういう発表で出荷規制をしたが、国民が野菜や魚を買わなくなったと報じられている。それを風評被害と言っている。

そこで「農作物に冷静な対応を、規制値には余裕…枝野氏. 枝野官房長官は26日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響により食品衛生法の暫定規制値を上回る放射性物質が検出される農作物が増えていることについて、国民に冷静な対応を呼びかけた。
 枝野氏は「(暫定)規制値は、これを超えた物を飲食しても、健康被害が将来にわたっても生じる可能性のない余裕を持った数値だ。長期にわたって摂取されないよう、非常に安全性を考慮して出荷規制等の措置を取っている」と改めて説明した。(2011年3月26日18時14分 読売新聞)」

と呼びかけたと言うが、「冷静な対応」という言葉が無責任な言い方で、これは「発表されている数字をよく判断して食べないようにすることです。」と解釈すると言われた方もおます。食べて大丈夫なら出荷規制は止めるか暫定規制値を上げることを考慮すべきです。

我が国は原爆の被爆国で広島、長崎では放射能を長期間浴びていました。また第五福竜丸の被爆事件も有りました。

しかし、その原爆を落とされた広島、長崎を離れずにそこに住み続けました。政府が危険性を知らなかったこともあるでしょうが、それが健康上にどういう結果を招いたのでしょうか。戦後そこで取れた食品を食べないようにしたとは聞いていません。

つまり、放射性物質がかかっていない野菜や果物や魚が好ましいのですが、どれくらい危険なのかは、実は人体実験は出来ませんし過去の原爆投下、原発事故、等の資料で推測することになるのでしょうがよく分からないというのが、実態のようです。

放射性物質が飛散しないようにすべきですが、飛散した場合、どうすべきかが日本に課せられた宿題になりました。

暫定規制値と言うことについて調べます。
「暫定規制値(2011年3月24日 読売新聞)

. 都道府県や保健所を設置する自治体は、食品衛生法に基づき、食品の残留農薬検査などを実施し、基準を超える有害物質が検出された場合は、回収や販売停止などの措置を取る。

 しかし、同法では食品が放射能で汚染される事態を想定していなかったため、安全性を判断する基準がなかった。

 そのため、厚生労働省は今回の原発事故後、急きょ、政府の原子力安全委員会の「飲食物摂取制限に関する指標」を基に、暫定的な規制値を設定した。1年間毎日摂取し続けても健康に害がでないとされる値を基に、牛乳・乳製品は1キロ・グラム当たり放射性ヨウ素300ベクレル以上、同セシウム200ベクレル以上、野菜類(根菜、芋類を除く)は1キロ・グラム当たり同ヨウ素2000ベクレル以上、同セシウム500ベクレル以上などとする。
 ウランやプルトニウムなどの規制値もある。規制値を上回る放射性物質が検出された場合、都道府県知事などは同法に基づき、事業者に食品の回収や廃棄を命令することが出来る。原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限の指示なども、この暫定規制値を参考に判断された。内閣府の食品安全委員会では現在、正式な基準を作るため健康影響評価を実施している。」

やっぱり、今までは残留農薬を考えていましたが、放射能物質をどうするかが課題のようです。

1日1食なら食べても大丈夫な基準として設定すべきではないかと素人的には考えます。
「日本は厳しい基準値を設定している。それは良いことだが、実際に放射性物質が飛散した場合困ることになる」とアメリカの学者が言っていましたが、今後基準とをどうするか、どの基準値だったら出荷規制するのか、出荷したものは安全だから食べて良いと言うようなことをしないと、国の経済がおかしくなるように思います。

何故放射性物質が危険かと言うことについて、これが活性酸素を体内で増やす働きをする→活性酸素が細胞を傷つける→それを繰り返すとガン細胞に変身するー毎日数多くのガン細胞が生まれているが殺されている・・・が、運悪く生き残ったガン細胞ががんになる。と言う仕組みだそうです。これは太陽に当たってもその紫外線で活性酸素が生まれると言うことを我々の体は毎日繰り返しているのです。

と言うことは活性酸素をやっつける働きを強めればいいのです。
その食事が栄養バランスが良い食事と言うことになり。時にビタミン・ミネラルが豊富な食事にすることです。

パンとバターとジャムとハムエッグにコーヒーと食事や、ラーメン、うどん、そばなどではビタミン・ミネラルの補給に欠陥があります。
活性酸素退治にはビタミンA,C,Eを補給を考えるべきです。
そう言う点から言うと新鮮な野菜から摂取できる栄養は栄養バランス上欠かせないと思います。
そう言うことも勘案して基準値を決めるべきです。

放射能にはそれにみそ汁が良いと言う記事がありました。それは次稿で・・・



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