正しい食事を考える会

食が乱れている中どういう食事が正しいのかをみんなで考え、それを実践する方法を考える会にしたいと思います。

日清ラーメン、ラ王は食べるべきでない、粉食よりごはん食を、日本人にとって正しい食事を

2010-10-20 | 食事教育
ラ王CM強行撮影、環境省が日清・電通を指導2010年10月19日10時14分アサヒ・コム

 「日清食品の北アルプス・槍ケ岳でのテレビCM撮影を巡り、環境省の自粛要請にもかかわらずヘリコプターを使用し登山者に迷惑をかけたとして、同省が異例の文書指導をしていたことがわかった。日清だけでなくCMを請け負った広告会社の電通や、製作会社の葵(あおい)プロモーションも文書指導しており、3社は関係者を厳重注意の処分にした。

 日清は8月に槍ケ岳山頂で、ヘリを使って即席めん「日清ラ王」のCMを撮った。製作スタッフが撮影中の約30分間、少なくとも十数人の一般登山者の山頂への立ち入りを拒んでいた。

 環境省の松本自然環境事務所(長野県松本市)は、登山者に迷惑をかけないことや、ヘリの自粛を事前に求めていたが、製作会社の担当者が撮影を強行していた。同事務所は9月の問題発覚後に3社に報告を求め、今月6日付で「非常に遺憾」とする文書を出した。

 現地の国有林を管理する中信森林管理署(同)も9月に3社を指導し、謝罪文を提出させている。(多田敏男、南日慶子)」

この記事を読んで、日清食品は何て横暴なのだと言う感じがしました。まるで中国を思わせる・・・と思ったら、創業者の安藤百福さんて中国人って聞いたことがありますが、(ちょっとウィキペディアで調べると)やはりそうでした。中国人(台湾生まれ)でした。中国については「そこに浮かび上がるのは、ルールを守ろうとしない、ならず者の経済超大国 (rogue economic superpower) の姿だ。」(gooニュース英語メディアが第三者の目で見た日中のデモ、浮かび上がるのは

 巡視船の制止を聞かずに巡視船に衝突してきた中国漁船とだぶってくる。尖閣船長と同じである。日本で事業し生活しているのなら、日本の法に従うべきである。

政府の制止を聞かずに何故強行したのか、順法精神を何と考えるのか明らかにして貰いたい。
中国では日本製品不買運動をしている。「ラ王」買ったことはないが、日本の法を守っていない会社が作った物信用できる物ではない、おすすめできない。

WEB検索すると「2代目発売に関する批判。2010年8月から9月にかけて、初代から2代目への移行の際、生産終了などと消費者を煽った上に直近に行われる予定のフルモデルチェンジを明確に公表せず、一か月も経たない期間で同ブランド名新商品の発表・発売を行う手法には、消費者からの反発が相次いだ。インターネット上などにおいても「閉店商法だ」「追湯商法にしてやられた」との批判があがった。」
とある。やっぱりここにも中国のインチキ商法をやっているではないか。こんな会社の製品が安全であるとは信じられない。

この日清インスタントラーメンは、日本の食にとって、日本の農業にとって歓迎すべからざる物なのです。

百福さんは何をしたのか、一方では神様的扱いですが、他方では悪魔です。この悪魔と言う言い方は誰も口にしていないと思います。

先ずいい面について
(1)「チキンラーメン」や「カップヌードル」の開発により、日本のみならず世界の食文化に変化をもたらした。
(2)美味しいラーメンを手軽に食べられるようになった。食事作りの手間が無くなった。
(3)アメリカは余剰小麦を抱えていた。その食用用途の増大に対する大発明をしたのです。アメリカから特別表彰は出なかったでしょうか。
(4)日本の製粉業界の小麦紫陽を増加させた。
(5)ラーメンの消費拡大で経済効果が高まった。
・・・
という良い面と考えられるます。

しかし、欠点・問題点も有るのです。
(1)日本人の食生活を悪化させた。栄養バランスが悪い食jに向かわせた。
(2)栄養失調を招き、健康を阻害した。
(3)食事はどうあるべきかを教えたり、考えさせたりする機会を失わせた。
(4)何よりも、粉食奨励出であり、米の消費を減少させ、日本の農業の破壊を招いた。
(5)米の消費減少は、生産調整、田んぼの放棄、永久的食料生産を失うことになった。
(6)食糧自給率の低下を招いた。食糧自給率は国力であるが国力の低下を招いた。
(7)個食化(単品)、粉食化(小麦粉)、虚食化(正しくない偽物、空虚な)、孤食化(一人で、一人ひとりで)、湖食化(ダシ汁につけて)、枯食化(栄養不足で枯れてしまうような)、呼食化(CMで呼びかけられた)、・・・
(8)食事教育の必要性が出てきたが・・・食育の名の元に粉食(パン、めん)、欧米食(肉、油、牛乳、乳製品)も勧めている。食育の名の元にパン作り、めんづくり(手打ちうどん、そば、工場見学)
(9)体によくない油(飽和脂肪酸)を使って揚げる。
(10)長期保存性を維持するために、食品添加剤を多用する。
・・・
一言で言えば、アメリカ小麦の消費拡大、日本の米の消費減少を招き、日本の主食を小麦と言われるまで変化させ日本の農業の健康を悪化させ今や日本農業は死の瀬戸際にある。また、食事大切なしつけ、身体づくりの場を事を滅茶苦茶にし、国民の健康をも阻害させた。
と言うことは、日本をアメリカ(外国に)に隷属させ、日本破壊を成功させた、安藤百福は有能なアメリカのCIAだったといえるのです。
それは、藤田伝(おなじみのハンバーガー屋さん)についても、荷見安(日本のパン作りの研修を行った)についても、言えることです。

ウィキペディアから
「昭和20年代は深刻な食糧不足のため、アメリカ合衆国から送られた援助物資の小麦粉を用いた「粉食」(うどん、ラーメン、すいとん、ビスケット、パンなどの、様々な粉料理の総称)を厚生省が奨励していた。しかし結果論としてパン等が多いため、安藤は、東洋文化であるめん類をもっと奨励すべきだと厚生省課長に提案した。課長は、うどんやラーメンは量産技術が無く流通ルートも確立していないためやむなくパンが主体になっている実情を説明し、麺文化の振興には自ら研究してはどうかと奨めた。当時、安藤は既存事業から手を広げる余裕がなく、話が出たのみで終わったが、これが後にインスタントラーメン開発の契機になったという。
このころ、安藤はある信用組合から懇願され、その理事長に就任した。しかし1957年(昭和32年)、この信用組合が倒産し、無限責任を負っていた理事長の安藤は本体の事業を手放し・・・・そして、安藤は自邸の庭に建てた小屋でインスタントラーメンの研究を始め、1958年(昭和33年)8月25日にチキンラーメンを商品化することに成功した。どんぶりに入れて湯を注ぐだけでおいしく食べられる簡便な食品は、瞬く間に人気商品となった。
・・・1972年(昭和47年)2月、世間を驚かせたあさま山荘事件のテレビ中継放送で、厳寒の中、湯気の上がるカップヌードルを食べる機動隊員の姿が映され、視聴者は何を食べているのか興味を持った。これが事実上の宣伝となって、爆発的な売れ行きを示した。この時、日清は警察に通常の半額でカップヌードルを提供した。・・・」

このブログ全体が、粉食化を逆行させて、ごはん食を中心とした食事に戻そうという事を考えています。
日本人はテレビの宣伝、特にラーメンの宣伝は多くの業者がひっきりなしに新製品を競い合ってテレビで宣伝しています。(粉食の奨励、アメリカ小麦の推進、米の消費減)

それは究極的に、「ラーメンを食べましょう」と言うことは、主食は粉食です。アメリカ小麦を食べましょう。お湯を注いで3待てばいいのです。と言うことは、栄養バランスはどうなっているのです。

食卓は「ごはんと一汁三菜」主食、副菜、主菜は3:2:1、それを600mlのお弁当箱に詰めて食べるとおよそ一食600キロカロリー、これを3食でおよそ1800キロカロリー、家事をする主婦これくらいは必要です。等々食事はしつけ・教育、団らんの場なのです。そう言う場を大切にすべきなのです。そういう食事の教育をすべきです。(食育と食事教育 2009-02-19 21:00:07 等を見て下さい)


農業就業人口、5年で22%減…最大の落ち込み 2010年9月7日(火)22:44
 農林水産省が7日発表した2010年農林業センサス(速報値)によると、今年2月時点の農業就業人口が260万人となり、5年前に比べ22・4%減少した
 調査は5年ごとに行われており、減少率は比較可能な1985年以降では最大となった。
 就業者の平均年齢は63・2歳から65・8歳に上昇しており、農水省は「高齢化によって農業をやめた人が増えたことが主な要因」と説明している。
 一方、全国の耕地面積は1・5%と小幅な減少にとどまっており、農業法人や集落営農組織、自営農家などを含む「農業経営体」の1件あたりの平均耕地面積は17・7%と大幅に増加した。
 農業就業人口は、自営で農業が主な収入源となっている人が対象で、農業以外の収入が主な人や、農業法人などで雇用されている人は含まれない。」
日本農業は壊滅の方向に進んでいます。これを建て直す為には日本人は日本の国土で生産する物を食糧にすべきだと言うことを自覚することです。

日本の農産物を買うと言うことは日本の農家に応援することです。粉食をすることは外国の農家の応援をしていることです。

日清のラ王の宣伝が出るでしょうが、それを見たときこのブログを思い出し、日本人としての正しい食事を考えて下さい。このブログの最初から読んでみて下さい。そして実践し広めて下さい。

粉食奨励は、厚生省はキッチンカーで、文部省は学校給食で、農林省はパン作り職人の育成に・・・どうしたのでしょう。日本中が粉食奨励をしたのです。その理由をこのブログで「日本侵攻 アメリカの小麦戦略」で学んでいます。

今、中国問題、小沢問題と問題が多く食問題が手薄になっています。小沢氏が起訴され失脚すれば少し楽になるでしょう。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿