今日は山梨と和歌山で震度5の地震が起きた。
御坊市役所の建物では窓ガラスが割れる被害が発生し
職員が建物の外に避難したそうです。
昭和48年の耐震基準を満たしていない建物でも構造計算上の安全率があるので
日本の建築物は震度5では倒壊しないのです。
窓ガラスが割れたのはガラスを固定するゴム製のビードが変形量を吸収できなかったからで
ガラスが割れた→建物が倒壊すると判断したのは過ちです。
阪神淡路大震災以降、全国の公共建築物は耐震補強工事を施したし
江戸川区内の学校も強度不足の建物は建て替えられてます。
高速道路の1本橋の橋脚も鉄板で包まれて補強されました。
心配なのが1階が駐車場になっている(ピロティー形式)民間のマンションです。
耐震壁が無く上階が重い古い鉄筋コンクリート造りはぐしゃりと潰れる可能性がある。
専門学校の先生に言われたのが
災害時には建築の知識を持つ者は率先して避難誘導にあたるべきです。
地下街でも非常階段の位置が感覚的にも分かるのが建築を学んだ証です。
ただし例外はあります。
増築を重ねた熱海の温泉旅館。
傾斜地に本館、新館が建てられて廊下で連絡するので酔っぱらうと迷子になる(笑)
山梨と和歌山の地震「直接的な関係はない」
Nippon News Network(NNN)
気象庁は、今回の山梨県東部・富士五湖を震源とする地震について、「富士山の火山活動とは直接的な関係はない」と分析しています。 気象庁は、3日朝、山梨県大月市で震度5弱を観測した地震の震源にあたる山梨県東部・富士五湖から富士山までは、30から40キロ程度離れているとして、「今回の地震は富士山と直接的な関係はない」と分析しました。火山活動の観測データにも、変化はみられていないということです。 また、午前9時28分ごろ、紀伊水道でも強い地震があり、和歌山県御坊市で震度5弱を観測しました。気象庁は、「2つの地震に直接的な関係はない」とした上で、いずれも、1週間程度は同じ規模の地震に注意するよう呼びかけています。