株価を見ても東京の不動産事情でも確かに
今の日本はバブル期を迎えているらしい。
実感がないのは売り上げが伸びても儲からない時代ゆえ?
当時のようなバブルを謳歌する人は見かけないけど
ハコスカGT-Rが3,980万円の値を付けている辺りは前回のバブル景気と同じだよね。
基本性能を変えずに造り続けていたヤマハのSR-400というバイクが生産終了して
ファイナルエディションが発売と同時に完売。
車両価格の2倍の価格で売られている。
希少価値の高い物に人が群がるのも好景気の証です。
野党とマスコミが好きな「格差のない社会」とは実は社会主義体制だったりする。
競い合う事を否定したら豊かさは失われます。
頑張る者も怠け者も平等に扱われたらやる気を失いますよねぇ。
私は金銭的なバブルの恩恵は受けませんでしたが
憧れの設計事務所に就職でき、やりきれないほどの仕事に恵まれて
締め切り迫ると徹夜で図面を書き(明け方になると目のピントが合わなくて効率が悪い)
給料が増えるわけでもないのに好きな仕事に囲まれて充実してました。
自分で担当した駅近くのマンションで一人暮らしをしたのもこの頃です。
終電まで仕事ができるのも有り難い。
バブルが弾けてしまうと来週から書く図面がなくなる。
同業者を手伝ったりもする。
世の中の仕事が減ると学歴社会に戻ってしまうみたいで私のような者は居場所を失う。
努力すれば誰にでもチャンスがあった時代も過ぎ去って退社した。
失意の中、実家に戻り家業を手伝う。
家業と言っても材木屋の経験はないので一から覚えます。
先日、社会人2年目の姪っ子も「バブル時代を経験したかった」と言ってたが
今がその時だと思えます。
嫌な上司だって就職氷河期に入社してるなら元は優秀な人材だったのでしょう。
守りに入った人では芽が出ないのもバブル期の特徴です。
労働組合がその代表格です。
リスクを回避してばかりでは飛躍しないのです。