しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

三度目の見積もり

2012-02-23 09:04:19 | 仕事のはなし
一週間があっという間に過ぎてゆく…

木造3階建て住宅の新築工事の三度目の見積もりをしている。

最初に見積もりをしたのは昨年の11月。

1階部分が車庫になっているので壁量が足りないと大幅な変更があり

クリスマスイブの夜にお届けしたのが二度目の見積書だった。

設計変更で増額した材木代金は45万円。

これを利益を減らして削る作業をしています。

掛け率で計算するので柱1本あたり¥50とか¥100とか

単価の安い部材では¥25とか価格を下げて見積もる。

骨組みだけでも10万円の減額に成功した。

総額200万円を超えるので消費税も10万円を超えるwww

汗と涙と鼻水で汚れた見積書に血も涙も無く課税される消費税。

増税も仕方ないと言うけど金額に応じた税率を考えないと景気がどん底に落ちる!

定率で消費税を増税すると高額商品ほど税負担が大きくなるので

10万円までは20%、10万円以上は10%、100万円以上は5%とか

自動車や住宅を購入する人を優遇しなくてはいけないと思う。

また日用品でもリサイクル品とかには低い税率で保護するのも良い。

食料品だって国内を優遇して輸入品には関税を課しTPPなんて糞喰らえ!


今までは新築工事に支えられた材木屋の経営だった。

昨日、仕入れに行った材木市場も閑古鳥が鳴いていた。

最終的な見積書を提出せずに現場は動いている。

うちも利益率は落ちるが経営的には一息つける。


社会保障と税の一体改革とか少子高齢化社会への備えだとか

弱者の救済とか政府は国民を一律に考え平均化しようと考えているけど

最も大事な事は働く世代の仕事を確保することではなかろうか?

1%の大企業と99%の中小零細企業、

その大企業の話にしか耳を貸さない野田首相。


坂本龍馬の「船中八策」が話題になっているけど

そこに至るまでの龍馬の考え方を忘れてはいけない。

「アメリカでは農家の息子が国民の入れ札によってぷれじでんとにもなれる。そのぷれじでんとは貧乏なお針子の生計を心配しつつ世界情勢にも目を向ける広い視野の持ち主だそうだ」

その末端の労働者を年金暮らしの老人やニートに置き換えてしまったのが

民主党の思想の根幹であるリベラル思想そのものではないかな?


歯を食いしばって頑張れば必ず生活が安定する社会には希望が持てる。

そんな頑張りやさんに怠け者がぶら下がる社会ではいけません!

弱者の救済よりも、怠け者はやがて餓死をする

そんな厳しくて危機意識を持たせた方が健全な社会になると思う。


さあ、頑張って仕事をしようっと~~~。。。

コメント (2)
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