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しゃちくんは野良猫ブログ

30年以上前になりますが自分探しのためにバイクで日本一周。
そして今、会社を畳んで田舎暮らしの準備中です。

官僚たちの夏

2009-07-23 06:48:11 | 日記
 歴史から学ぶ事は多いし、歴史は繰り返す。

 なんか堅い言い方だけど、日曜日の夜10時頃にはいつもそんな気持ちになっている自分に気づきます。

 8時から大河ドラマの「天地人」を観て、9時からは「官僚たちの夏」を観るためには外出先からも急いで帰る事にしているくらい。

 風林火山の山本勘介に続き、天地人では直江兼継とドラマの主役は軍師や筆頭家老といったNo.2にスポットライトをあてているのが勉強になりますね。

 天才の陰には有能な右腕となる人物がいる、いつの時代にも共通してる。

 麻生総理に欠落した部分ではないかな?マンガばかりではなく歴史書をたくさん読んでいればこんな事態は避けられただろうし、漢字の勉強にもなった。

 現代日本のこの閉塞感はいったい何なのだろう!

 タイトルにある「官僚たちの夏」を観た後に非常に感じる。なんかその時代と今の日本が似ているようでもある。

 第2話までは「プロジェクト X」とダブって見えたけど、第3話からはこの国の道筋をつけたのが政治家と官僚たちであったことを学びます。

 衣・食・住に関係した仕事に就けば喰いっぱぐれが無い!なんて全く通用しなくなっている。

 住に関わる私は材木屋だが、同業者もどんどん辞めています。

 衣に関わる友人は婦人服の企画制作の会社を畳みました。

 食に関わる仕事も長くは続かない店が多い。

 国内需要が元気を無くしてるからだろうか?

 そんなイライラからも政権交代を望む機運につながっているとも思えます。

 でもちょっと待ってほしい!

 幕末日本の明治維新を「竜馬がゆく」などでじっくり読んでみてください。徳川幕府を倒すエネルギーのすごさに比べて、倒幕後の新政府でどんな新しい国づくりをするか?と青写真を描いていた人物はごくわずかで、明治を迎える前に死んでいる方が多い。

 男たちの闘争本能がそうさせたともとれる。民主党が大政奉還などと口にしていますが、政権奪取してどんな国造りをしようと考えているかは未だにわからない。

 党首討論などで負けてもいいから、様々な政策について党内で議論を重ねてから少しずつ青写真を見せてもらいたかったのです。

 マスコミもそんな男たちの闘争本能だけで突っ走るのはとても危険だ!

 主張がはっきり見えるのは自民党と共産党だけなのですから・・

 タイトルから話がそれてしまい申し訳ありません。
コメント (2)
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