DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

記録/記憶

2013-09-06 | 脱原発












「Guide Me Home」は3.11の時に、
調査先の田無→花小金井から5時間かけて帰宅した時、
頭をぐるぐるしていました・・・
連絡がとれない家族を心配しつつ

Freddie Mercury - Guide Me Home / How Can I Go On



3/15 井の頭公園











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記憶/記録 

2013-09-06 | 脱原発
あまちゃんの影響で、震災の時の記憶が、断片的に日常に入り込んでいる。

震災当日の日記を111で書いていないことに気づいた。

SNSのほうでは12日、16日、18日、21日と関連日記を綴っている。
SNSのほうが圧倒的にコミュニケーションが密なので、
きっと人と「話がしたい」モードだったのかも。

難しいな、と思ったのは被災地の方々。
すぐに原発関係のデータが回ってきたのだけど、
県を信じて頑張ってきた&頑張っている友人に
それを開示して「気をつけて」といえなかった・・・
いや、最初は書いたのだけど、
「つらい」「正直聞きたくない」・・・
住み続けるという選択をした友人からは
そんな日記やコメントやメールが届けられた・・・

息子に大阪の実家に行くようにいったのもこの時。
(弟夫妻は会社からの連絡ですぐに関西に逃避していた)
息子いはく、「家族ばらばらになってまで長生きしたくない」

ある種の覚悟とあきらめもこの時に決めた。
そんな・・・ドラマのような、いまいち実感のない決断が迫られた日々。

いろんなデータを追いかけ(それは111にも残しています)
論調を追いかけ
悩み、迷い・・・
ある種「飢餓とガンなら後者を選ぶ」「徴兵制とガンなら後者を選ぶ」
そんな究極の選択のイメージの中で。


でも日常は続いていく。

====================

2013年9月の日本、二年半後の世界。

現実的には、非常に厳しい状態で、
「とんでもないことになるだろうなぁ」と思ってた以上に
国と東電が、なにもしていなかったことに、正直びっくりもしつつ。

気がついた誰かが、堅実に確実に着々と解決に向けて努力する・・・
そんな国民性は、幻想だったんだなぁ、と。
「え?やっといてくれてるんじゃなかったの?」
と、上層部の方々は思ってるような気がする。。。

そういえば、「誰も原発事故の全貌がわかってないのでは?」
と懸念したんだけど、それも想定外にわかってなかったんだな。と。
(もし、わかってやってるとしたら、人間ではない・・・が
可能性は否定できない。部分的にはありそうで、
「え?みんなもやってたの?」なのかもしれない・・・

「原発は安全」という結論を出すためだけの
勉強会や研究会や意見交換会という形で
どんどん間引きされる経費・・・

現場の実作業者の手にはいかほどのものが渡ったのだろう?×現在進行形
人はその対価に見合う仕事しかしないし、
経費以上のことは(とくに放射能に被曝しながらは)個人ではできないわけで・・・

精神論で「頑張れ!」とか、無意味とはいわないけれど
それで放射能汚染が止まるわけではない。

チェルノブイリの教訓は、どうして活かされなかったのだろう?

それとも活かされてこの状態なのかなぁ。。。。


(もんじゅ君のエネルギーさんぽ)汚染水が不安ですだよ
2013年9月6日9時37分(朝日新聞)

タンクの漏洩汚染水、地下水に到達か 福島第1
2013/9/6 1:17(日本経済新聞)

福島第1原発の汚染水漏れ、結局どういうこと?
2013/9/3 19:29配信 THE PAGE

原発汚染水、3つの対策急げ 東電再建スキーム見直し
編集委員 滝 順一(1/3ページ)2013/9/5 7:00/日経新聞

福島第1・汚染水:海外メディア辛辣報道
毎日新聞 2013年09月04日 11時20分(最終更新 09月04日 13時15

真実を探すブログ

最大の問題は、東電がウソをついたかどうか、ではなく
東電が、問題を解決できていない、ってこと。。。


追記:

毎度ながら「~と比較しても大丈夫」「~と比較しても安全」が繰り返される・・・
温暖化他、さまざまなリスクはたしかにあるし、
放射能汚染の影響はそれらの脅威より、低いのかもしれない。
ただ、それは
どちらをとるかの選択ではなく、
プラスオンの関係なのだということを意識しておきたいかなと。

減らせるにこしたことはない。
自然はどうしようもないけれど、人為的なものはまだなんとかなるのだから。
(と書きつつ、放射能そのものは、人為・人知を超えていて、
だからこそ恐ろしいのだ、ということも意識しておかねば・・・)

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