DREAM/ING 111

私の中の「ま、いいか」なブラック&ホワイトホール

ホドロフスキーのDUNE☆新宿シネマカリテ

2014-06-17 | ドラマ・映画・演劇・アート

「ホドロフスキーーのDUNE」
見てきました。


予算やハリウッドの思惑にあわず、実現しなかった作品の舞台裏を描いたノンフィクション。役者にサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、ウド・キア、オーソン・ウェルズ、デビッド・キャラダイン。スタッフにはフランスの漫画家メビウス、H・R・ギーガー(合掌)。ダン・オバノン、ピンク・フロイド、マグマ。。。

ピンク・フロイドにサントラの交渉にいったら、食事してたメンバーにシカト(?)され「世界を変える映画なのに、ビッグマックなんて食いやがって!」と一喝したら、食べるのをやめて引き受けた話。

ダリに出演交渉したら「燃えるキリンをだせ」とか「撮影1時間につき10万ドル支払え」とか。「どうしてもダリが必要」として条件をのんだホドロフスキーもまた当然ながらタダモノではないですね。

マグマのライヴ映像もありましたが、雰囲気がホドロフスキー作品にぴったり!実現してたらどんなシーンになったんでしょう・・・

上記のエピソードの詳細は以下にて
http://www.uplink.co.jp/dune/warriors.php


そして実現してたら映画史の流れ変ってたかも、という内容。。。絵コンテを見てるだけで、すごさが伝わってきて、こんな素晴らしい映画が作られなかったことに、後半、涙がだだ~~~と流れて止まりませんでした;;(ぜんぜん悲しい場面ではありません)。

でも関係者も監督自身もいってたけど、この映画が作られなかったからこそ、スター・ウォーズやブレード・ランナー、エイリアンが生まれたのだと考えると、それもまた「あり」なのかも。H・R・ギーガーとダン・オバノンが出会ったのも、マグマとギーガーが出会ったのも、この映画があったからだったんですね~

スクリーンの中から、ホドロフスキー監督の尋常ならざるエネルギーとオーラがとめどなく放射され、「やりたいことをあきらめるな!」「失敗をおそれるな!」というメッセージに背中を押されながら、新宿シネマカリテを後にしたのでした。


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原美術館☆ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢

2014-06-12 | ドラマ・映画・演劇・アート


いつも素晴らしい感性に圧倒されるアートコミュ・オーナーと
素敵なアート・ラヴァーと一緒にバルテュス展再訪。
好きな作品を再度、じっくりと味わってきました。
(やっぱり触りたくなる・・・
少女特有の“瑞々しい、熟れる前の桃のような固さ”の感じられる太もも・・・)

美味しいランチとおしゃべりを堪能したあとは、わいわいと
三菱一号館美術館のバルテュス最後の写真 ―密室の対話へ。
海外では公開できなかったところもある、と言うのも納得の濃厚さ・濃密さ。
個人的にはすごく素晴らしかった!大好きな世界☆
(・・・って書くのって、もしかしてヤバイ?;)
こちらも再訪予定♪

その後、原美術館へ。
こちらもすごく行きたかった企画展。
バルテュスに組み合わせるオーナーのセレクトがさすがです。

ニコラ ビュフ 公式サイト

これは言葉イラズかと。撮影OK(一部禁止)だったので写真をどぞ。











鉄人28号のいる風景・・・




超×超・楽しかったです☆

参考:
■2014年6月29日[日]まで/「ニコラ ビュフ:ポリフィーロの夢」展[原美術館](ART iT)
【概要】
2012年にパリ シャトレ座で上演されたオペラ「オルランド」のアートディレクションで高い評価を得た新進気鋭のフランス人作家、ニコラ ビュフの美術館における初個展を開催します。パリ生まれ東京在住のビュフは、ルネッサンスやバロックなどのヨーロッパの伝統文化と、子どもの頃から夢中になった日本やアメリカのマンガやアニメ、ビデオゲームなどのサブカルチャー、すなわち西洋と東洋、伝統と現代を融合した、壮麗で軽やかな作品に取り組んでいます。その制作は美術のみならず、舞台、ファッションなど多くの分野から注目を集めています。
ビュフは、ヨーロッパの古典と和製ロールプレイングゲームの世界観に類似性を見出し、驚いたと語ります。この展覧会では、主人公である少年ポリフィーロの冒険を通し、夢と愛、闘いと勝利、死と再生という、普遍的なテーマが提示されます。主に壁画と立体作品を組み合わせた大型インスタレーションで構成される本展は、さらにAR(Augmented Reality、拡張現実)の技術を用いて鑑賞者が仮想空間で甲冑をまとうことのできるインタラクティブなマルチメディアインスタレーション、屋外の大型インスタレーションを含み、美術館全体をファンタジーの世界に変える異色の試みです。



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PFM☆2014来日ライヴ 5/30&5/31

2014-06-05 | 音楽

※写真はすべて公式フェイスブックより

PFM 2DAYS、終わってしまいました~。。。
ちょっと感動が頭の容量を超えたっぽくて現実感が伴えず、夢だったのでは、と思うほど・・・。もっと落ち着いて、もっとしっかりのぞみたかったなぁ(・・・って自分の性格的に無理だったでしょうけど;;;)

時間がたって少しは落ち着くか、と思いましたが、まだまだ夢うつつ。まだ他の音源を受け付けない状態でいます(厳密にいえば、何を聴いても、曲の合間にPFMが自動再生されてしまうというか・・・)。

そんな状態ですが、とりあえず、111でも記録化。(ライヴ当日書いたものに加筆)

PFMデビュー40周年記念特別コンサート
今回は2日間で、英語盤とイタリア盤に分けて完全再現という日本だけの特別企画。


Soundcheck @ #TokyoDomeCityHall

第一夜は英語盤アルバムDay。
本当に完全再現なのかなぁ・・・と思ってましたが、本当に本当に完全再現でした!聞き親しんだアルバムの曲順通りにPFMが!目の前で!!演奏している!!!・・・贅沢で不思議な感覚。どこかデジャヴのような夢のような。

それももちろん本当に得難く感動的でしたが、「pfm in classic」の「ロミオとジュリエット」が聞けたのもすごく嬉しかった♪そうなのです。今回日本のスペシャル企画も至福だったのですが、個人的にはpfm in classicライヴもやって欲しいなぁ~~~、と思ってた(ツアーに伴い次々とアップされるYou Tubeでの海外ライヴ映像があまりに魅力的で)ので、超嬉しいサプライズ!
前回はまだ若干こなれてないのかな?(日本のオケとの温度差もあったのかも)という部分も感じたのですが、今回は1曲ながら演奏も凄みがあって総毛立ちました。あくまで個人的印象ですが、第三部が一番演奏に勢いを感じました。さすがの現役感!


#PFM live @ #ShibuyaDuoMusicExchange
そして第二夜はイタリア盤アルバムDay。
私はイタリアンロック経験がまだわずか6年目という超初心者なため、PFMとの出会いが「幻の映像」ではなく「幻想物語」。そこで雷に打たれ人生が変った、という遅まきファンゆえ(大汗)、入り口がイタリア盤なのです。というわけで(?)今回は2日目が本命でした。
絶対泣くだろうなぁ、と思ったのですが、アルバムがそのまま再現されている驚きのほうが先にたって、頭が「すっご~~~い。なにこれ?」とか思ってるうちに第一部が終わってしまってたという;;;夢かな、でもものすごい夢だ。。。

でもイタリア語パワー、素晴らしかった。。。個人的には L'isola di niente再現がツボだったかも。。。そしてDolcissima Maria に涙が止まらず。


#PFM live @ #ShibuyaDuoMusicExchange
初日のドームシティホールは音がクリアで、それが言葉が磨かれた英語盤にあっている。2日目の渋谷デュオは親近感とともに音に勢いがあって迫ってくる感じでイタリア盤に合ってました。正直、どちらも素晴らしかったです。

それにしても本当にただならぬ現役感です!年齢を思うのは野暮だとは思いますが、この膨大なエネルギーの量に彼らの器の大きさを感じます(人を幸せにする音楽の神のごとき)。
細かいことをいえば、ムッシーダ氏の声が出ていなかったり、演奏ミスがあったりもしましたが、あのギターの音色、ベースの響き、胸とおなかにくるキレのいいドラム、サポメンの頑張り、ここぞを絶対はずさないというか・・・空間を染め変えるパワー、これがイタリアの至宝たる証かと。そして最強チャーミングなちょっちょさんは今回も最強でした☆

2日間を終えて「PFMは来日と言うよりは、イタリアを連れてきてるなぁ」という印象。ライヴのあとも自分半径1メートルくらいPFM空間になっちゃうというか。。。2日目は、身体に曲&演奏&歌が入って、ずっと脳内再生しながら帰宅しました。

終わってしまって寂しいけれど幸せな時間、今も続いています。

それにしてもパワフルで、変らずスタイリッシュでカッコイイメンバー!いつまでも元気で。また次のPFM DAYSをまっています!


今回は遠方からのお友達ともひさびさに会えて嬉しかった!が、終演後はかなりぼ~~~っとしていて、完全に夢の中にいたため;;携帯を確認せず(汗)、せっかくご連絡をくださったのに会えなかったお友達も;;超×超ごめんなさい;;;
ご一緒してくださったみなさま、会場でお目にかかれたみなさま、そして会場にいらしたみなさま、同じ時間と空間を共有できてハッピーでした。次のPFM来日もご一緒できますように☆





参考:
素晴らしいライヴにふさわしい、素晴らしい鳥肌レポがアップされています。
ライヴの感動が蘇る世界たち、深く感謝いたします。

P.F.M.来日公演 1日目ライヴ・レポート(カケハシレコード)

PFM デビュー 40 周年記念特別コンサート @ 東京ドームシティホール (2014-05-30) に行ってきました(Motoyuki Suzuki)
PFM デビュー 40 周年記念特別コンサート 2 日目 @ 渋谷 Duo Music Exchange (2014-05-31) に行ってきました(Motoyuki Suzuki)

「PFM来日公演@東京ドームシティホール」(さくらいこうすけ マジカル日記帳)

PFM来日公演関連ツイートまとめ2014-05-30(togetter/tsurai(@chigirakoichi)
PFM来日公演関連ツイートまとめ2014-05-31(土)渋谷duo MUSIC EXCHANGE(togetter/tsurai(@chigirakoichi)

最近のこと 2014年度 5/31(緑川とうせい)

初アップ:2014-06-05 09:27:51

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海南チキンライス

2014-06-05 | たべもの
仕事で西荻窪へ♪
吉祥寺のお隣なのですが、わざわざは行かないのでけっこう久しぶり。
(あ、アテスウェイは相変わらず月2~3通ってますが、吉祥寺から行くしな~)

裏道を歩いてて知らない間におしゃれなお店が増えたなぁ、と思ってたら
今まで以上にアンティークショップが集結しはじめているらしい。

アンティークマップが便利だったので、ネット版を探したのだけど
見当たらず;;下記が新しげ。
西荻窪で、古本・喫茶・雑貨と古いもの(Trip Planner)

で、おなかがすいたので、ウロウロお店を探したのだけど
結局いつもの夢飯へ。といっても半年ぶりくらい。

ザーサイ入り卵焼きをトッピング、美味しかったです。
食後のチャイもここのはスパイスのブレンド具合が絶妙で超美味!

西荻窪にいったら、ここのソーセージもゲットせねば♪
ソーセージハウス もぐもぐ
吉祥寺のケーニッヒファンだけど、ここのも整った味で美味しい♪

しばらく西荻窪通いなので、またあちこち街歩きたいと思います。カフェも楽しみ!
で、夜食にしようと思って、帰りに寄ったらすでに閉店してた(涙)「越後鶴屋」も行くぞ!

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バウス

2014-06-01 | 音楽

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