鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

キュノロドンの牢獄

2017-02-23 01:36:34 | フリーゲーム(その他)
「キュノロドンの牢獄」 ADV・死刑囚に施しを
制作者:サークルpinetea様(公式サイト

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3人の死刑囚に施しを与えるためにやってきたシスター・エナ。
三日間という限りある時間の中で、彼らを癒し、救いを与えることはできるのでしょうか。
…という、なかなか目新しい設定のゲームです~

やることは、市場で買ってきたアイテムを、3人の死刑囚に一日一個づつ与えるだけ。
囚人はみな、死を前にして諦め荒んだ様子ですが、与えるものの組み合わせや順序によっては、やがて心を開いて自らの罪を告白してくれるかもしれません。


私は現在、エンドコンプまであと二つ!
ダモンが埋まらないんですよねぇ…
残っているエンディングは「最期の挨拶を聞かない」パターン二種なんですが、どういうわけか、コイツ、いつも最後にしゃしゃり出てきてしまうんですよ…
何か優先順位が高いキャラなのかなぁ。

とりあえず、コンプしたあとについては作者様も特に言及はしていないようですし…
これ以上の隠し要素はない…のかな??ということで、一足早くレビューをば。


アイテムの種類が多いので、最初はどうしていいか組み合わせに迷うと思いますが、攻略パターンを一人掴めば、あとは大体同じ要領でクリアできます。
作者様のサイトに、ざっくりしたヒントがありますので参考に!
ちなみに、特別な品は4種類ありますが、最後の一つ以外の3種はそれぞれ、3人の死刑囚にとって特別なアイテムになっています。
普通の品は、大体、食べ物系と教会系の2種。
私は最初「聖書やロザリオなんて貰ってもしゃあないだろう」と殆ど渡さなかったのですが←w
なにしろ彼らは死刑囚。自分の死を目の前にして、やはり何かに縋りたい部分もあるようで…
一番良いエンドには、教会系の品は必要不可欠ですのでよろしく!


しっかりした色付けの、あまり漫画漫画していない感じのキャラグラは、重厚なシナリオに合っていていい感じ。
看守さんを含めて皆イケメンなので、何周かすると、一番いいエンドよりもっと救いのあるエンドが欲しくなりますが…私がプレイした範囲では「死刑」そのものは避けられないっぽいですね。
そのシビアさと無残さが、なんとも不思議な余韻を残すゲームになってます。


思えば、同作者さんの過去作「獣の国の花嫁」や「Destroy」も、乙女ゲーとは言いながら、かなりシビアな話運びだったっけなぁ…
興味のある方は、そちらもぜひどうぞ~


追記:作者様がサイトに完全攻略を出してくれました。
   無事ダモン地獄から解放されました。
   ほか二人、教会アイテムそんなに好きだったなんて…;
   食材ばっかり試してたよ;

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