鼠喰いのひとりごと

DL系フリーゲームや本や映画などの感想を徒然に

女の戦い

2007-07-17 22:20:33 | 商業ゲーム(コンシューマ)
「薔薇と椿~Rose&Camellia」

華族の椿小路家に嫁いだ女性、玲子。
それは、夫の深い愛に包まれて、幸せを約束された生活であるかのように思えた。
しかし、夫が突然亡くなってしまったその日から、運命の歯車は狂い、
義母たちの執拗な苛めが始まったのだった。
ついに玲子は、長男の嫁として、椿小路家を我が物にするため立ち上がる。
「此の家は私が継ぐのです。私のものです! 庶民の女は打たれ強くてよ!」


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最も簡単なモードでやっと椿奥様に勝てました。

容赦なく平手打ちしまくれば、ストレス解消にも役立つやもしれません。


怪物親?

2007-07-17 17:31:08 | 雑事
モンスターペアレント、だなんて言葉が流行っているとか。
確かに、テレビの特集なんかでは、物凄い親がいる、っていうのはよく見ますが。
うーん…しかし、現役の親としては、本当にそこまでの人間が大勢いるのだろうか?と疑問ー。

言葉ってぇのは便利なモンで。
たとえば、オバタリアン、なんて言葉が流行ったときは、
ちょっとイヤなオバサンがいると全て「オバタリアンだよね!」と嘲笑って憂さを晴らした。
年寄りは、時代に順応できずに受け入れられない事を全て「今時の若いモンは」で括るし、
凶悪事件が起きれば「心の闇」とかいう得体の知れない、実の無いモノが取り沙汰される。

これに類するものはこのカテゴリ!と単純に切り分けてしまえば、確かに楽だよね。
でも、それは時として、一つ一つの出来事をちゃんと検討しない…させないための、
目眩ましにもなってしまうでしょ。

物事を本当に理解なんかしてなくても「ああ、あれね」と理解”したつもり”になれてしまう。
当事者の気持ちも、人柄も、コトの経緯も知らないのに、『モンスターペアレント』なら
自分勝手で常識の無い親に決まってる、と”わかったつもり”になってしまう。

本当に、学校のありかたに疑問を持ってやった行動が、それを認めたくない学校側のスタンスから
単なる「モンスターペアレント」の言い分として片付けられてしまう事もあるのではないか…
なんて、ちょっと疑い深く考えすぎ?


現役親として言わせて貰えば、今現在ほど、『学校』や『教師』というものへの信用が
ガタ落ちな時代はありません。
きっと、多くの親が、
「本当に、学校の言い分は正しいのだろうか? 先生はきちんと見ていてくれているんだろうか?
 何かあっても、ちゃんと対応してくれるのだろうか? うちの子は見捨てられないだろうか?」
という不安を抱えていると思う。
そして、その基本的な不信感と、自分の子は自分で護らなくては!という防御本能こそが、
父兄側のヒステリックな反応に繋がっている部分もあるのじゃないかなーと。


私の子が通うクラスでも、とある男の子が、特定の子にちょっかいを出し続けて、
親がネジ込むというのがありました。
一応、最初は担任を通したらしいですが、どうも状況に改善が見られず、ずいぶんモメたみたいです。
(うちの担任は…私から見ても、事なかれ主義な部分が、多々、ある)

ちょっかい出されたほうの子の親が『うちの子とこの子の席を離してくれ!』
『もう関わらせないでくれ』と言った…
そういう部分だけ抜き出してみれば、「モンスターペアレント」の事例と大差無いソレは、
私から見れば、自分の子を必死で護ろうとする親の姿でしか無いんだよね。


もちろん、お金があるのに給食費を払わない、っていう親は論外だけど。
なにもかも全部を「イマドキの親のやることは」と括ってしまうことも、どうなの? と思うのさー。