「絵本でテツガク」の仲野さん、大いに語る
「住みたい習志野」でも何度かご紹介した「絵本でテツガク」というユニークなイベントを主宰(しゅさい)しておられる仲野慎一さんがFacebook動画に登場しました。
Facebook(フェイスブック)をお使いの方は、下の画像をクリックすると動画がご覧になれます。
ならしのいいモノあふれているよvol.3
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この動画はフューチャーセンターならしの(プラッツ習志野内)の「ならしのいいモノあふれているよ」という番組で、2月15日にライブ配信されたものです。
「絵本でテツガク」を始めたきっかけ
サラリーマン生活からリタイアして、気がついたら地元に知り合いがいない。
そこで「習志野シニアクラブ」という公民館サークルに首だけつっこむことにしました。
ところが「シニアクラブ」ではなかなか若い人と知り合う機会がない。
きっかけその1「絵本が売れている」というニュースを見た
今は「思考停止」の時代、などと言われ、本が売れないそうですが、絵本や児童書は売り上げが伸びている、という新聞記事を読みました。
きっかけその2 近くに絵本屋さんがあることに気づきました
家の近くに「くわのみ書房」という絵本屋さんがあることに気づきました。そこのご主人、とても面白い人です。
きっかけその3 ファシリテーター講座
フューチャーセンターでやっていた「ファシリテーター講座」に参加してみました。
そこに「こどものための哲学ひろば」というのををやってる方もいらして、背中を押されました。
習志野市役所の「市民参加型・補助金事業」に応募したら、みごと採用
以上3つのきっかけがあって、「自分もやってみようかな」と思って、習志野市役所の「市民参加型・補助金事業」に応募してみました。みごと採用されました。
その「絵本でテツガク」、10回目をむかえます
ガラケーからスマホ・ZOOMに一挙に進化
今までかたくなに「ガラケー」(ガラパゴス携帯)を死守していましたが、コロナの外出自粛に押されてスマホやZOOMをやるようになりました
シニアクラブについて
「市民カレッジ」という習志野市の事業に参加されていた方達が22年前に「市民カレッジみたいなものを自分たちでやろう」と「習志野シニアクラブ」を立ち上げたそうです。2年半前に私もかかわるようになりました。
「主催する人たちがシニア」というだけで、若い方たちも大歓迎なんですが、「シニアクラブ」という名前だけ見てスルー、中身は見ない、という方も多いようです。
事実、以前40代の男性を講師でお呼びしました。その方は、赤ちゃんをあやしながら話してくれた。パートナーと家事の分担を率先してやっている。すごいな、と思いました。
話変わって、仲野家では夕ご飯がシフト制
仕事をリタイアして、一番最初にやったこと。それは夕ご飯を代わりばんこで作るシフト制です。夫婦でシフト会議を毎月下旬にやる…皆さんにおすすめしてます。
料理教室にも参加しました。日本の男性、外国と比べると家事やる時間少ないですね。
(司会の方から思わず「うらやましい」の声)
「絵本でテツガク」に市外の方たちも参加
「船橋よみうり」の記事です。これを見て、習志野市だけでなく船橋からも来ていただくようになりました。
「絵本でテツガク」とは
司会の方が「私も何回か参加しましたが、テツガク、と言ってもフリートークに近い。ホッとする場。帰るときにはみんなスッキリした顔になっている」紹介。
心頭体(しんずたい)、それが「絵本でテツガク」
「絵本でテツガク」では、心と体と頭で考えるようにしています。
心 やりたいこと、ささやかな志
先日、7年ぶりに優勝したオービックシーガルズのヘッドコーチ大橋さんの「志だ!」という言葉を思い出します。
頭 哲学用語を使わず、自分の経験や身体の中から出てくることばで対話しましょう。ともに考えましょう
体 行動して実践する場
「絵本でテツガク」のルーツは五味太郎さんの「じょうぶな頭、かしこい体」
五味太郎さんが「じょうぶな頭とかしこい体になるために」という本を出しています。
ふつうは「じょうぶな体とかしこい頭」ですね。これをひっくり返して
「じょうぶな頭とかしこい体」
じょうぶな頭 自分の頭で考える
かしこい体 働き過ぎにならないでね、疲れたら休もうね
折れにくい心 かたくなると折れやすい。柔軟なパラパラした心を持った方がいい
以上で仲野さんのお話はおわりです。
明日(18日)の「絵本でテツガク」、皆さんのご参加をお待ちしています。
「絵本でテツガク」や「習志野シニアクラブ」などのご案内もご覧ください。
2月以降のイベントのご案内 - 住みたい習志野