この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

クラウン受検@岩原

2014-04-01 22:00:01 | テククラ検定

先週末はクラウン検定を受験してきましたので報告します。場所は岩原スキー場。新潟県連主催でテクニカル検定も同時に行われました。

クラウン検定のジャッジは、主任が豊野智広さんで片山秀斗さんと斉木真司さんの3人でした。クラウンの受検者数が83名(!)、テクが84名、合計167名という超マンモス検定となりました。

1種目目 小回り・整地
山頂クワッド降りて右側奥の急斜面(ジャイアントコース)で行われました。硫安が撒いてあり締まっておりますが堅くはありません。急斜面ですのでこれまで練習を重ねてきた張り付き系の小回りで滑りました。得点は79点。あとでジャッジの秀斗さんに聞くと、ターンスペースが小さかったことと、テール振りの要素が見えてしまっていたとのこと。それをしないように気を付けてスタートしたのですが、緊張で思うように体が動かせなかったです… orz

2種目目 フリー滑走
ジャイアントコース下部で行われました。切替の質・谷回りの質に注意して、リズム変化はギルランデを入れる予定でしたが、大回りの質に気を取られて入れるべきポイントで入れ忘れました(^^;;;。なので急遽、大→小→大の縦方向の変化にしました(というかなりました ^^;;;;)。得点は無事80点が出ました。

3種目目 大回り・整地
第3ペアリフト降りて右奥(ウエストサイドコース)で行われました。左右でセパレートされており、下から見て右側が大回りバーン、左側が不整地バーンです。大回りでも切替の方向、谷回りでの重心移動、腕の構え、上体の位置などに注意して滑りました。一カ所バランスを崩すミスがありましたが、得点は80点で合格セーフ。

4種目目 小回り・不整地
中斜面であり斜度的には非常に緩く、雪質も柔らかく滑りやすいです。全部で3レーンできており、下から見て左側がピッチが細かく、真ん中はやや間延びしている縦目のコブ、右側が間延びした浅ミゾというパターンでした。僕は真ん中のレーンを選択しました。ノーミスでしたが得点は79点。自分では板をしっかり動かしたつもりでしたが、ビデオを観るとなんかフツーで無難な感じに… orz 真ん中レーンをダイナミックに滑ってきた人と比べると、もっと積極的に板を回して攻めてこないと評価されないですね。あとで秀斗さんからも同じことを言われました。

総合成績 318点(マイナス2点で不合格)
昨シーズンと同じマイナス点となりました。種目別でも大回り系がマルで小回り系がバツと、これまた昨シーズンと同じ。一年間かけて成長がなかったということですね… orz orz

今シーズンは不得意の小回り種目を改良すべく練習を重ねてきましたが、まだ自分のものになっていないことを痛感しました。運動が自動化できていないため、検定本番のような緊張する場面になるとかつての悪いクセが戻ってしまい、練習で出来ていたはずの良い滑りが出せなくなってしまいます。

しかしながら、昨シーズン不合格だったときよりも改善点がより明確になりました。大回り系は2年連続でマルが出ているので、今後は質をさらに高めて加点の狙える滑りを目指します。小回り系は運動要素は頭ではよく理解しているので、あとはそれを完全自動化するまで繰り返し練習し、それをいつでもどのバーンでも確実に再現出来るようにします。

あと一つ強化したいことがあります。「メンタル力」です。本番で硬くなってしまい、練習で出来ていたものが出せない悪循環をなんとか変えなくてはなりません。クラウン検定では積極的な攻める滑りが求められます。硬くなっているヒマはありません(笑)。練習の段階から120%で攻める姿勢を貫いておくことで、本番で100%の実力を出せることに繫がると考えます。

最後になりますが恒例のクラウン受検者データを載せておきます。

クラウン検定・岩原会場
受検者 83名 (うち女子12名)
合格者  6名 (うち女子1名) 
合格率 7.2%

得点分布
325点 × 1
321点 × 1
320点 × 4 (うち女子1名) ここまでが合格
---------------------------------------
319点 × 9 (うち女子3名)
318点 × 14 (うち女子1名)
317点 × 12  (うち女子4名)
316点 × 18  (うち女子2名)
315点 × 13
314点 × 4
313点 × 3 (うち女子1名)
312点 × 4

種目別合格者数(80点以上)
フリー滑走 25 (30%)(うち81点×2)
大回り整地 29 (35%)(うち82点×1)
小回り整地 22 (27%)(うち81点×2)
小回り不整 23 (28%)(うち81点×3、82点×1)


クラウン検定受験記 ―事前講習編―

2013-04-02 22:24:59 | テククラ検定

先週末苗場スキー場にて行われたクラウン検定について報告します。まずは事前講習編です。 

クラウン検定受験は昨シーズンのかぐら会場以来、2回目となります。 土曜日は事前講習が行われました。講師は豊野智宏さん、片山秀斗さんと苗場スキースクール校長の園部健さんでした。昨シーズンの受験でもこの三名が講師でした。 

講習受講者は52名と結構な大人数。三班に分けられたのですが、各バーンを全員一斉に回り、アドバイスを受けるのはその班担当の講師からという形式でした。

午前は第三ゲレンデ北側で大回りとフリー滑走、午後は整地小回りと不整地小回りの講習でした。斜面下で講師が手を振り、受講者が順次滑ってアドバイスをもらう形式です。

この日は予想外に気温が低くてバーンが締まっていました。午前中の大回り系では板がかなり走る上に、片斜面だったのでミスが出やすく、硬いバーンで動きを出すのに苦労しました。午後の小回り系でも硬い急斜面にかなり手こずりました。 



(春にしては予想より低い気温で硬いバーンでした)


私の班は園部さんが講師になりました。せっかく講師に豊野さんと片山さんという現役の選手がいたのに、講師が固定されたために彼らからアドバイスがもらえなかったのがとても残念でした。アドバイスをもらったからといってすぐに滑りが変わるわけでもないですが、やはり現役選手から自分の今シーズン培ってきた滑りがどう見えたか、ぜひ評価を聞いてみたかったです。 

この日は練習しすぎないようにして上がりました。次回は検定本番について振り返ります。


クラウンプライズ受験記(本番編)

2012-05-02 19:19:20 | テククラ検定

事前講習編に続き、翌日行われた検定本番について報告します。

この日も春らしい晴れの暑い日で朝から既に雪質は柔らかくなっていましたが、検定バーンは硫安が撒かれてかなり硬くなっていました。主任検定員は苗場スキースクール校長の園部さんという前日のアナウンスだったのですが、実際の採点は豊野・片山・飯酒盃の三氏で行われるというジャッジ構成でした。前日の事前講習での園部さんのコメントがイマイチだったので、見る目確かな元ナショデモトリオがジャッジだったのはちょっと嬉しかったかも…(^^;)

検定バーンは斜面の1/3を規制して行われました。幅が狭く距離も短い感じがしましたので、小回り板(オガサカTC-QR)一本で全種目を滑ることにしました。



(検定本番バーンは田代ゲレンデのダイナミックコース)


一種目目: 大回り(ナチュラルバーン)
今シーズン前半に取り組んだ低いポジションでの切り替えからの外脚荷重に、今シーズン後半に入って取り入れた前後差スタンスを加えて、今シーズン集大成の滑りを表現しました。

ところがいざ滑り出してみるとインスペクションの時よりもさらにバーンが硬くなっている! 板のエッジグリップがままならず動きがあまり出せなかったかなと思いましたが、なんとか80点の合格点が出ました。

二種目目: フリー滑降
バーンが硬かったのでターン構成を変更するかどうするか悩みましたが、前日の事前講習で片山秀斗さんにいいね!と言われた大回り-小回り-大回りの構成をそのまま使うことにしました。

リズム変化の後の大回りの質をアピールすることを考えて滑りました。80点の合格点が出ました。

三種目目: 小回り(ナチュラルバーン)
こちらも今シーズン修得してきた、横幅も落差も取れる攻撃的なカービング系小回り、および丸い弧を演出するずらし回し系小回りのどちらを使おうか悩みました。硬いバーンかつ板のエッジグリップが効かない中で、やはりクラウンたるもの攻撃的にカービング系でいこうと思いスタートしましたが、やはり板のエッジが噛みません(^^;;)。後半はただ落ちるだけの残念な滑りに…

結果は79点。このしょぼい滑りでマイナス1点で済んだことをむしろ喜ぶべきレベルだと思いました。

四種目目: 大回り(不整地)
この時間帯になるとバーンもかなり緩んできました。フェイスを使って真上から外スキーを踏めばグリップは確保できるようになったので、外スキーを早めにを真上から踏んで、スピードがありながらも安定感ある滑りを表現しました。

滑り自体には結構自信があったのですが、得点は79点でちょっと不満。不整地大回りはどうやって滑ったら評価されるのかよく分からない状態が昨シーズンから続いています。

五種目目: 小回り(不整地)
上の画像に見えるように、検定バーンの反対側の一般バーンには立派なコブレーンができているのですが、他のお客様も多く接触回避ということで、検定専用バーンに受験生がコブを掘って作ることになりました。しかし朝から硫安をたっぷり撒いてあるのでなかなか深くは掘れません。コブというよりただの浅溝レーンでの演技となりました。

前日練習でもFJちゃんから指摘を受けてきたことでしたが、僕はコブを踵で受けてしまうクセがあり、次のターンに向けて角付けを外せない問題がありました。本番でも浅溝レーンではボロが出なくても、やはりそのような欠点は元ナショデモジャッジの目には容易に見えてしまうもの。案の定、得点は79点でした。

総合成績: 397点(マイナス3点で不合格)

元ナショナルデモンストレータの3検定員達の厳しいジャッジにより二桁マイナス(マイナス10点以上)を受ける覚悟でしたが、結果はマイナス3点。それどころか大回り系2種目で合格点が出ました。おおむね満足です。それに対して小回り系2種目は合格点がでなかったものの評価される滑りは分かっているので、それを自動化してどんな斜面でも安定して表現できることが来シーズンのテーマとして明確になったと思います。

今シーズンの集大成として臨んだ今回のクラウン検定。結果は不合格ではありましたが、次に繋がる確かな手応えを感じました。自分の進んできた道をこのまま着実に進んでいけば、必ず目標に達成できるという自信を深めることができました。

最後になりますが、今回のクラウン検定のデータを示します。

合格者6名(うち女子0名)/受験者 45名(うち女子3名)

種目別合格点者数(80点以上)
大回りナチュラル 18名(うち81点 2名)
小回りナチュラル 14名(うち81点 1名)
フリー滑走     17名(うち81点 2名)
大回り不整地   15名(81点以上 0名)
小回り不整地   16名(うち81点0名、82点1名)

点数分布(400点以上が合格)
401点1名、400点5名、399点5名、398点3名、397点8名、396点5名、395点8名、394点5名、393点1名、392点2名、391点1名、390点1名


クラウンプライズ受験記(事前講習編)

2012-05-01 19:01:31 | テククラ検定

今シーズン最後のビッグイベント、クラウンプライズ検定を受験してきましたので報告します。会場はかぐらスキー場。新潟県連主催の検定会です。

まず本日は事前講習編です。GW初日でしたので早めに出発しました。一緒に受験するFJちゃんを4時にピックアップしてスタートするも、早くも環八が大渋滞。これはヤバイということで急遽、中央道→圏央道→関越道のルートに変更。8時少し前にみつまたステーションの駐車場に着いたときは既に7割くらい埋まっていました。あぶないあぶない。

朝イチで一本滑ってスクールの受付へGo。入り口に立っていたのは豊野智広さんと片山秀斗さんという元ナショナルデモンストレータ! FJちゃんとよろこんだりびっくりしたりビビったり(笑)。

好印象を持ってもらうために、「よろしくお願いします!」と元気に挨拶してから(笑)、スクールで受付。今回の検定では、このお二人に加えて前ナショデモの飯酒盃大祐さんが加わりました。さすが新潟県連主催という豪華ジャッジ陣です。



(豪華ジャッジ陣。手前から飯酒盃大祐さん、片山秀斗さん、豊野智宏さん)


10時から事前講習が開始されました。GWだけあってかぐらゲレンデはかなり混んでいました。かぐらメインバーンで検定を行うのは難しいという判断から、検定は急きよ田代ゲレンデのダイナミックコースに変更。翌日の検定種目5種目全てここで行われることになりました。



田代ゲレンデからみる田代湖


豊野・片山・飯酒盃のジャッジトリオに加えて、苗場スキースクール校長の園部健さんが加わって事前講習が行われました。下にいる4人の講師が上から滑ってくる受験生の滑りをコメントする形式。

豊野さんと片山さんは前後ポジションや股関節の使い方など基本ポジションに関するコメントが多かったです。飯酒盃さんはターン前半の作り方など見栄えを良くするための有益なアドバイスをくれました。それに対して園部さんは何をどう直したらいいのかが分かりにくい抽象的なコメントが多かったかな…

今回の事前講習で分かったことは、新潟県連のジャッジは外脚荷重(常に外スキーにしっかり乗れているか)というベーシックな部分をしっかりみているということでした。「自然で楽」などと称する最近の傾向に従うあまり、とかく谷回りで谷側に体軸が傾きすぎて外スキーに圧が乗らなくなってしまうスキーヤーが多い中、本質を見失わない新潟県連の姿勢には深く共感を憶えました。

この日は晴天で気温もぐっと上がったので、雪質が重く足がかなり疲れました。翌日の本番に響かないように、あまり練習しすぎないようにして一日を終了しました。

(本番編に続く)


アサマ2000テククラ検定の採点表

2009-04-16 21:38:22 | テククラ検定
結構参考にされている方も多いみたいなので、アサマ2000で行われたテクニカル検定、クラウン検定での全受検者の採点表をアップしておきますね~。

各種目の合格者数なんかも、ちょこっと集計しておきましたぁ。

意外と整地中回りと整地小回りで○が付いた人は多い。あとフリーも多いかな。

意外や意外、整地大回りの採点がひじょうーに辛い。不整地大回りと小回りもかなり厳しい。

面白い傾向ですね。

テクニカル検定(1~50番)


テクニカル検定(51~99番)


クラウン検定


テクニカル検定報告(最後のまとめ)

2009-04-15 23:44:37 | テククラ検定
テクのレベルには遠く及ばないという実力のなさをようやく自覚して、滑りの根本改造に取り組み始めたのが2月。

そこから短い期間でしたが、シニア技術選と今回のテク検定を通して、滑りの基本ベースとも言える整地大回りと整地小回りで合格点をもらえたことは、取り組んできたことに間違いはなかったと評価され、素直に喜んでいいのかなと思えるようになりました。

特に小回りは以前の「止めるエッジング」滑りから比べると格段に進化したと思います。まだスキートップの運動が小さく綺麗なS字ターンを描けるまでには至っていませんが、それは次の目標として取り組み、次回の検定(技術選)では加点(検定でいうと合格点+1点以上)を狙おうという欲も出てきました。

しかしビデオで見えているように、ポジションの基本問題から雪面状況への対応能力に至るまで、改善しなければならない課題がたくさん残っています。今回の反省を活かして課題を克服し、さらに滑りを進化させてゆきたいと思います。

今回の受検のもう一つの収穫として、テク検定特有の「傾向と対策」というのも少し分かってきた気がします。一言でまとめると「正確な運動表現と積極的な滑りとの調和」とでもなるでしょうか。「種目の正しい理解と練習に裏打ちされた自信」がそれをサポートすると思います。

種目ごとに着眼点というものがあり、それを理解して演技することが必要だと思いました。整地大回り・中回り・小回り種目は求められている運動要素を正確かつ明確に「見せる」こと、不整地種目(大回り・小回り)とフリー滑走は守りに入らず自信を持って積極的な滑りを「魅せる」ことがポイントだと思いました。次回に活かしてゆきたいと思います。

以上でテク検定受検反省会を終わります。最後になりましたが、昨シーズンに引き続き今回もビデオ撮りして下さったモト・シマウマご夫妻に改めまして心より感謝します。

そしてこの反省会を通してたくさんの厳しくも暖かくコメントを下さった皆様、それをしっかり理解して滑りの向上に役立てようと思います。

みんな本当にありがとう!!

テクニカル検定報告(整地大回り)

2009-04-09 22:20:52 | テククラ検定
さて本日は整地大回りの反省会です。

今シーズンの改造ポイントは次のようなものでした。
(1)前後運動をしっかり行う
(2)外足を前に走らせる
(3)しっかり引いた内足に乗る(内股関節をしっかり引く)
(4)ニュートラルポジションにしっかり戻る
(5)谷回りを長く取る
盛り沢山です(笑)。

それではビデオを見てみましょう。



バランス崩してます(汗)。しかし内足にしっかり乗っていたためすぐにリカバリーできました。結果は75点で○。よかった・・・

このミスを除けば、谷回りもまあまあ作れているし、スキーは走っているし、内足は使えているし、前後に動けているし、うまいとは言えませんがそこそこの滑りだと思います。

参考までに、もう一人75点の方の滑りも見ましょう。大回りという種目を分かっていますよ、ということが表現できているいい滑りだと思います。



さて、私自身の今後の改善点としては、
・ ターン弧を急激に曲げすぎる(都シニア技術選での転倒の原因でもある)ので、もっと丸い弧をイメージすること
・ ニュートラルポジションに戻るのは良いが、運動がそこで途切れてしまっているので切り替えのスムーズさを出すこと
・ 山回りで得た推進力を使って、もっとしっかり長い谷回りが作れるようになりたい

といった辺りでしょうか。

まだまだ延々と反省会は続く・・・

テクニカル検定報告(整地小回り)

2009-04-08 20:06:57 | テククラ検定
テク検定の2種目目は整地小回りです。

今シーズンは小回りの大改造に取り組み、ようやく板のたわみを活用した小回りターンができるようになったと思います。さらに我満さんのDVDレッスンのお陰で、斜面雪面状況に応じてストレッチ系とベンディング系の2種類の技術を確実に使い分けられるようになりました。小回り技術の引き出しが綺麗に整理された上でその中身も増えたことが、今シーズン最大の収穫だったと思います。

さて検定バーンはステージ2を半分にセパレートして、下から見て左側の斜面で行われました。不整地小回りと同時並行に行われており、早番で滑った私は今度はほとんど最後の方に滑りました。

気温が高かったので100名以上滑ったバーンは、私が滑る頃にはかなり荒れていました。そこであまりみんなが滑っていなさそうな、下から見て右側の端っこを滑りました。滑り始めてみると雪面状況が良さそうだったので、ストレッチ系小回りで大きく横幅を取って軽快に滑りました。

それではモト・シマウマさんご夫妻が撮ってくれた滑りを見てみましょう。



結果は合格点の75点。両足荷重が出来ている、両すねの角度が合っている、前後運動が出来ていてニュートラルポジションへしっかり戻れている、などなどこれまでの欠点をことごとく克服して、改造の成果が十分発揮できており、我ながら本当に良い滑りだと思います。これまで苦手にしていた小回りがようやく自分の自信に繋がってきたことを実感しました。

あと改善するべき点は、右外足ターンのときに少し外向傾が強いこと。これは右肩が引けていることが原因。左外足ターンのときに右手を伸ばすことにより矯正中でしたがまだ直っていません。手の運動と連携させて右の外スキーをもっと走らせる運動をすれば直ることが分かっているので、今後これを自動化してゆきます。

さらにワンランク上の小回りを目指して、今後は谷回りから雪面をがっちり捉える「斜面に張り付く小回り」を目指していきたいと考えています。

さらに反省会はつづく・・・

テクニカル検定報告(第一報)

2009-04-05 22:48:51 | テククラ検定
アサマ2000にて、本日テクニカル検定を受検してきました。取り急ぎ、結果を報告します。

大回り(整地) 75点
中回り(整地) 74点
小回り(整地) 75点
大回り(不整地) 74点
小回り(不整地) 74点
フリー 74点
---------------------------
合計 446点 不合格(合格点450点)

限られた時間で自分なりに全力で技術アップに取り組んできたつもりですが、残念ながら合格点まではまだ距離があり、自分自身が情けなくて悔しい気持ちでいっぱいです。

各種目の分析などは考えがまとまりましたら後日報告します。とりあえず今シーズンの検定関連行事はすべて終了です。

なお、昨年に引き続きモト・シマウマさんと奥さまのサポートにより、本日本番の滑りをビデオ取りして頂きました。今年もそれをネタに分析を行う予定です。

モト・シマウマさん、奥さま、貴重な時間を私たちのために使ってくださり、本当にありがとうございました。