すこやか人生まっしぐら

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過換気症候群(過呼吸)

2013-11-05 18:08:38 | 障害・病気・治療

過換気症候群(過呼吸)は皆さん良く聞いたり、経験した事が

ある方もいらっしゃると思います。

私も、体育の現場にいると良く遭遇します。

最近は若い女の子に多いですね。

プールでタイム測定後、沈んでいった子もいます。

そこで改めて調べてみました。

過呼吸というと紙袋を口に当てるペーパーバッグ法が有名ですが

この方法に、医学的な根拠はないそうです。

私は紙袋を利用するか、ない場合はビニール袋を利用し

やや離すよう指導していました。

ある所では、酸欠状態や窒息死することもあるので

ペーパーバックを使わないように指導しています。

過呼吸は、酸素の吸いすぎではなく、二酸化炭素が不足した状態です。

二酸化炭素が不足すると血管が収縮し、特に脳の血管が収縮して、

頭痛やめまい、手の痺れや筋肉の硬直につながってしまいます。

呼吸がはやくなると、酸素はちょっとずつしか血中に入れないのに、

二酸化酸素はどんどん出て行いきます。

その結果、二酸化炭素不足に。これが、過呼吸の状態です。

過呼吸は、そっとしておいたり、呼吸のリズムを整えるのが大事です。

吐くことに意識し、「吸う:吐く」=12 で、

1回の呼吸で、10秒くらいかけて吐くと良いようです。

また話しができれば話しをしてもらうのも良いでしょう。

過呼吸は精神的な要素も大きいので、少し離して紙袋を持って

安心感を与えるのもいいのかもしれませんね。

基本的には命に影響ない事が多いのですが、

危険もあるので、すぐに落ち着かなければ、

救急車を呼ぶようにするのも良い方法だと思います。

コメント
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