水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

「さっぽろ雪まつり」雪像づくりの自衛隊、市民を激励

2016-01-21 17:06:25 | ニュース

羽幌産甘エビと苫前産ホタテのスープカレー300食を提供

 北るもい漁協(今 隆代表理事組合長)は21日、「さっぽろ雪まつり」大通8丁目会場で雪像づくりの作業員を激励するため甘エビとホタテを使った「スープカレー」300食を無料提供した。
 札幌の人気スープカレー店「らっきょ」を運営する井出剛代表(㈲スパイスゴーゴー)が新鮮で健康に良い羽幌産甘エビと、韓国にも輸出される苫前産ホタテを具材にスープカレーを開発・調理した。

 

 贈呈式では、北るもい漁協の蛯名修専務が「今回は当漁協で獲れている甘エビとホタテを食材にした。羽幌町で獲れる甘エビは水揚げ日本一を誇り、商標登録もしている。水深300~400mの深場で獲れる甘エビはミネラル豊富な甘みが絶品。苫前産のホタテは道外のみならず韓国へも輸出し、高値で取引される。当漁協ではエビとホタテの2魚種で昨年度は35億円を取り扱った。スープカレーの具として十分に堪能して頂き、寒さと雪像づくりの苦労を癒してほしい」と挨拶し、食べた後口コミで周囲に美味しさを伝えるよう要請した。

 


2016年1月19日発行/北海道漁協系統通信6134号

2016-01-19 16:05:54 | 系統通信

水産庁が札幌で28年度スケソウTAC意見交換会
太平洋18万トンなどほぼ前年並みのTACを提案

道議会水産林務委員会
サケ・マス流し網禁止緊急対策の内容で質疑

業界と道が北海道猟友会に協力要請
トド駆除への参画とハンター派遣への支援・協力を

「えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画案」
環境省が2月11日まで意見募集(パブリックコメント)

道水産業・漁村振興審議会開く
本道水産業の現状と課題を踏まえた政策方向を議論

羽幌産甘エビを使った機能性ドレッシング販売開始
4都市の企業が連携 道内の広域6次産業化の先進事例に

札幌中央卸売市場で親子料理教室
ヤナギノマイの煮付けなど3品を調理 包丁技術を学ぶ
魚の身卸し技術伝承と道産水産物の消費拡大図る


栽培公社が「育てる漁業研究会」を4年ぶりに再開

2016-01-16 20:33:17 | ニュース

  公益社団法人・道栽培漁業振興公社(川崎一好会長)は、15日午前9時30分から札幌市水産ビルで4年ぶりに平成27年度「育てる漁業研究会」を開き、200人を超える関係者が出席して「北海道の育てる漁業の将来を考える」をテーマに海洋環境変化に負けない沿岸漁業、宮城県の高品質カキ養殖、奥尻島のイワガキ養殖、噴火湾のホヤ採苗・養殖、函館湾のアサリ養殖の研究報告を受けた。

 研究会では、桜井泰憲北大大学院特任教授が「温暖化を含む海洋環境変化に負けない沿岸漁業を考える」、神山孝史水研センター東北水研特任部長が「宮城県の新しい高品質カキ養殖の実証研究:産業育成を目指した復興プロジェクト」を講演。桧山地区普及指導所奥尻支所の大西博継主査が「奥尻島におけるイワガキ養殖試験」、落部漁協の佐々木正広さんが「噴火湾(落部前浜)での漁業者によるホヤの採苗・養殖」を事例発表し、金森誠研究主任が「函館湾におけるアサリ養殖資源」をテーマに研究紹介した。


2016年1月15日発行/北海道漁協系統通信6133号

2016-01-15 16:14:18 | 系統通信

道水産会「2016新年の集い」に90
申年に期待こめて「漁業者はやるしかない」
本道水産業界の発展を祈り勢いよく新年スタート

懸賞付「海の子応援マリンちゃん定期貯金」
3年連続で過去最高の177億円、前年比85千万円増
社会貢献6年目、423万円と過去最高、累計2千万円超える

毛ガニかに篭漁漁獲状況(釧路西部・十勝・日高東部)
各地ともに単価上昇 販売取扱金額が大幅に増加
十勝前年比3割高・日高同5割高・白糠5千円台維持

渡島・胆振スケソウ刺し網の漁獲状況(12月末)
渡島7,846トン、胆振15,298トンの計23,145トン

 120日、第25回全道「JF共済」推進委員長会議


札幌で28年度スケソウTAC設定の意見交換会

2016-01-15 06:32:15 | ニュース

 水産庁は、14日午後から札幌第一合同庁舎で「28年度スケソウTAC(漁獲可能量)設定の意見交換会」を開き、日本海北部系群、オホーツク海南部、根室海峡、太平洋系群の資源評価を説明し、 ABC(生物学的漁獲許容量)に基づくTAC案を示した。それよると、日本海は「親魚量の増大」と同数の8,300トンとする。オホーツク海と根室海峡はロシア水域のまたがり資源として近年の最大漁獲量をベースにそれぞれ5万3千トン、2万トンとする。太平洋は、「親魚量の維持」と同数のTAC18万トンを設定する。 今後、パブリック・コメントを行った上、2月中旬の水政審資源管理分科会で正式に決定する。