水産北海道ブログ

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札幌市中央卸売市場で威勢良く初セリ

2016-01-05 11:35:04 | ニュース

 

 

 札幌市中央卸売市場の初ぜり式(水産物部)が5日午前6時45分から水産棟で行なわれ、威勢の良い三本締めで未年の商売繁盛を祈った。市場内には国会議員をはじめ、多くの関係者、報道陣が集まった。

 初ぜり式は、秋元克広札幌札幌市長が「昨年の水産物取扱は数量、金額ともに前年に比べ減少しているが、北海道経済は観光振興によって持ち直しの基調にある。札幌市としても水産物の取扱、消費が伸びるよう支援に努める」と挨拶した。

 次いでカネシメ高橋水産社長の高橋清一郎同市場水産協議会会長が「経営環境が厳しい中、現在29年度から始める経営改革の新計画(経営展望)の検討を進めており、今年度中に策定したい」と述べ、恒例の手締めでは市場取引の活性化に期待を込め三本締めを行った。

 さっそく、初荷のカレイ類やヤリイカ、ホッケがセリにかけられ、次々に競り落とされご祝儀相場で1年の盛況を祈った。

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