昨年12月に解禁された白糠漁協のヤナギダコ漁は、組成も良く順調に進んでいます。
白糠のヤナギダコは昨シーズン、久々の豊漁となりました。今期は時化や低気圧の影響で沖に出られない日が多いですが、そのような中でも各船、好調な漁を維持しています。3kg前後の大型個体が多く、前シーズンより組成は大きめ。2年連続の豊漁に向け、漁業関係者の期待は高まっています。
また、つぶ篭漁業のカゴ入れが始まっており、22日に沖つぶの初水揚げがありました。
磯つぶは25日からカゴ入れが始まり、27日頃に初水揚げとなる見込みです。
白糠漁協では資源管理型漁業を積極的に推進しています。特に毛ガニは、組合員の高い意識のもと甲長9cm以上の個体のみの漁獲・出荷を徹底することで、他の地域よりも高値で取引される一大ブランドに成長を遂げています。ヤナギダコも管理の徹底により、資源状況が上向き傾向にあります。
大切な水産資源を守るため、同様の取り組みが全国に拡大することが期待されます。