水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2015年6月2日発行/北海道漁協系統通信6085号

2015-06-02 17:32:08 | 系統通信
6月1日付道人事異動(水産関係)
檜山振興局長に幡宮水産局長、後任に中田担当局長 
水産経営課に日本海漁業振興対策室を設置し推進体制強化

韓国による日本産水産物の輸入規制にWTO協議を要請
林大臣「二国間の働きかけを一層強化し一刻も早い撤廃を」

平成27年度道冷凍事業協会定時総会
北電の料金の再値上げで40%以上のコスト上昇 
製氷が水産物の需要増で稼働率、販売量とも好転

ロシアのサケ・マス流し網禁止法案
下院第2読会6月10日 禁止措置を2020年まで延期提案も

第52回全道漁協職員大会は7月24日(金)札幌グランドホテルで
道漁協職員協議会 新副会長に藤田正明、鈴木秀典の両氏就任

ロシア二百海里内のサケ・マス漁業交渉、大詰めに

2015-06-02 15:16:13 | ニュース
 5月14日からモスクワで行われているロシア200海里内のサケ・マス流し網漁業の操業条件を決める日ロ政府間協議は、ロシア側の提示している条件が厳しく、日増しに漁期が短くなることから「操業を断念する事態」も想定し大詰めの交渉が続いている。 
 6月2日の道議会水産林務委員会で、中田克哉道水産林務部水産局長が報告したもので、今年の交渉は例年より開会が遅く、モスクワで始まったが、当初からロシア側が取締条件など新たな負担を求められ、交渉に時間を要したという。前年の条件に比べ日本側に不利な条件が提案され、6月1日からの操業を求めていた業界の要望に間に合わなくなった。道はこのまま膠着した状態が続けば「今シーズンの操業を断念する事態も想定される」と厳しい見方も。しかし、根室を中心とした関係漁業者の要望に沿うよう「一日も早い操業」をめざし、引き続き情報収集に努める。関係者によると、今週中に交渉の結論を出し、帰国する予定だという。