降版時間だ!原稿を早goo!

新聞編集者の、見た、行った、聞いた。
「降版時間」は新聞社整理部の一番イヤな言葉。

★「完結篇」が完結。お疲れ様でした (^O^)/

2014年07月08日 | 新聞/小説

あれれぇ~⁈
突然、連載が終わってしまったよーな気がする。
五木寛之さん(81)の新聞連載小説「親鸞・完結篇」=写真は東京新聞(中日新聞東京本社発行)。休刊日前の、7月6日付で「最終回」。

(以下、小さな声)
普通、数週間ぐらい前に
「次の連載小説=◯◯◯◯氏の連載小説は◯日付で終了します。
◯日付から△△△△氏(挿画・▽▽▽▽氏)の小説が始まります。読んでねっ」
的な社告が掲載されるんだけど、見落としたかしらん……(きょう付で「連載を終えて」を掲載)。
『親鸞・完結篇』なんとなく積み残し・書き残し部分がありそうな気がしないでもないのだけど、
きっと刊行予定の講談社版で加筆修正なのでしょうか。
(………以上、小さな声終わり)

それにしても81歳・五木さん、今月も刊行ラッシュなのだ。
▽発売中『かもめのジョナサン完成版』
新潮社、本体1,300円=写真
▽あす7月9日『流されゆく日々4(1978.1~1978.7)』
双葉文庫、本体 620円
▽同7月9日『隠された日本/加賀、大和一向一揆共和国まほろばの闇』
ちくま文庫、本体 780円
▽7月10日『ゆるやかな生き方』
実業之日本社=単行本未掲載のエッセイ集

そして毎日毎日毎日毎日毎日、週5日、日刊ゲンダイに「流されゆく日々」を連載(手書き入稿ですよ!)。
さらに週刊新潮、小説現代誌にも連載、
さらにさらに単行本手直しに加え、インタビュー、講演もこなされている。
……あらためて、僕はスゴイ作家だと思う。