秋田100kmは、ただ目的に向って走るだけでは、つまらない。
皆様、西木村の、冬を考えてみてください。
この雪は、管理者の頭の中にある、大覚野峠・・・・。
こんな風景とともに、ランしていた。
走っているときに、たまらない「楽しさ」がこみ上げてくるのですよ・・・・。
何久保(いずくぼ)、読めましたか?坂本辺りの、果てしない「登り」をシコシコ走ると、「またぎ」の父さんの、「がんばってたんへ・・・・・」という声が聞こえるのです。
この父さんは、坂本の、公衆電話のある家の、主。愛犬の「しろ」を連れて、兎とりに出かけるところ。
秋田100km大会の国道105号坂本の、3mの雪の壁の上を、ゆったり歩いていた。
写真:坂本(34km付近)の「またぎ」、2月田沢湖SKI場に向うときに出あった、またぎ父さん。
写真:坂本の「またぎ」。
愛犬の「しろ」を連れて、カンジキをはいて、兎狩り・・・と言う。
2連の散弾銃が、勇ましい。
写真:第1関門(36.9km)上戸沢。
鷹巣側から見たところ、この写真右側が、エイドステーション。気温マイナス8℃。
写真:第1関門(36.9km)上戸沢。角館がわから見たところ、この写真の左側が、エイドステーション。管理者の車。
写真:上戸沢(36.9km)を過ぎて、大覚野峠への登りの途中、このヘアピン急登に苦しむ。鷹巣側から、下方向を見る。この右側の雪の中に、水エイドがある。
写真:大繋沢スノーシェイド。このコースの、最高標高地点SL560m。風雪。
写真:角館側からみたスノーシェイド、このシェイドを抜けると⑧エイドステーション
写真:上記のスノーシェイドの、鷹巣側、やっと抜けて、⑧エイドに入る。
同じところだが、雪の季節は、まったく様相が異なる。
当管理者は、雪の季節も、頭に去来している。この⑧エイドは3mの積雪壁の下。
大繋沢峠は、やっと越えたが、この登りは、9分40秒/分の、スローペース。
スローは、よいのだが、歩いてしまった。いつも、この峠は走って越えている。
何かおかしい、身体脱力、気持も乗らない。脚が乳酸で充満している。
予定より、遅れ始めた。このままでは、17時36分ゴール予定は危うい。
余裕は最初から、24分しかないのに、19分も、遅れている。
気力、脚力は、完全に「崩壊」、「死に場所」を考え始める。
参加1回目の、リタイアー地点75kmまでは行きたい・・・・。
ビートルズのイエスタデーが、頭に迫ってくる・・・・・。
余裕は5分しかない。もう、だめかあ・・・・。あせってくる。
大繋沢エイドで、なじみの小笠原鍼灸師先生に、指示されたとおり、
いすに座って、脚のストレッチ、左右3回づつ。
雨がやってきた。峠を越えると、予想通り、気象が変わったのだ。
下りに入り、危険だが、止む無く、とばしてみた、腰を前に出し、脚に乗るように走る。
ストレッチの効果か、膝の調子が良さそう。
膝は痛くない、よし、この走法だ。グングンとばしてみる。
つらいが何とか、膝が「持って」くれている。
挽回し始めたのか、周りのランナーを追い抜いている。
スタート地点で顔見知りになった、「完走請負人」さんに追いついた。
ひどい雨の中、比立内トンネルを抜けたところから見える、
50kmレースのスタート点がさわがしい、
「パーン」・・・・ああ行ってしまった。
11時スタートの、50kmレース開始の前に、50km地点を通過できなかった。
完走の第1条件は、50㎞地点を、50kmレース・スタートの前に通過することなのに・・・・。
50km地点は、11時9分通過。
完走に、黄色信号だ。
第5報お楽しみに・・・・。