北緯40度の「写真ゲート」を精一杯の作り笑顔で通過。
名前を覚えられるほど、なじみになったカメラマンに
止まってポーズしてくださいとの要求に応えた。
ゲートのすぐ先の65km 13:5:21 通過。
長い阿仁町を出ると、ゆるい登りの直線。
目の前がぱっと開けて、吉田の田んぼ。
東京の石川さんに追い付いた。いつも12時間切るランナーなのに、おかしい。
勉ちゃんは、4分先。「仲間」に追い付き始めた。勇気百倍。
写真:吉田のたんぼ、この辺りが一番つらい。
陣場岱への長い登りが続く。
イエロー組(50kmランナー)の亀ちゃんに追い付いた。
このランナーには、3年連続この辺りで追い抜いている。
一つのインジケーターになっている。亀ちゃん今年は完走しろよ・・・、と祈る。
付いてこれない。
70㎞ 13:44:37通過 (8時間44分) 3:22の遅れ
他のイエロー組も、かなり混ざってきた。50㎞組とはいえ、苦しそうだ。
阿仁前田の四季美館の前にもそすごい数の応援者がいる。
さすがに走って通り抜けた。
阿仁前田から中登りを終わると、浦子内の長い直線、惣内をすぎる。
75km 14:25:01通過 5:22の遅れ
77kmのエイドのあと、いよいよ、辛い明又の1.5㎞の田んぼ。
2006年の阿仁豪雨で、この直線の低い堤防は冠水した
その後堤防を高くしたため、川は見えなくなった。
車の音を頼りに「半眠り」で脚のみ動かしてすすむ。
写真:明又の田んぼ、眠気覚ましに、帽子に水を入れて、じゃーっとかぶる。
アーいい気持ち。
ここにいる、4人のうち1人がゴールに来なかった。どの人?
この田んぼから、いやな登りを登ると、米内沢だ。
エイドボランティアの淳子さんが待っていてくれる!!
写真:出迎えのエイドボランティアの淳子さん
いた、いた、淳子さんが、今年もいてくれた。
第4関門(森吉81.4km) 15:17:29 到着
出発15:24:31 10:38 遅れ
特製のきゅうりの漬物とおにぎりを持って、出迎えてくれた。
各エイドで小梅が品切れのため、塩分は「らっきょう」で補ってきたので、
塩の効いたきゅうりの浅漬けは、うまい。
淳子さん、ありがとう。
写真;淳子さんに特製のきゅうりの浅づけをもらった。ほんとうにおいしかった。
この効果で、このあと、予定どおりのタイムスケジュールで合川に到着。
(かなり焼きがまわった顔、相当のへばりだなあ・・・。)
でも背中の筋肉が痛い、身体を前向きに折ったり、伸ばしたりのストレッチ。
予定より1分長い、7分休憩。
最後の難関、上杉の直線1㎞5本の田んぼに入る。
淳子さんと管理者のサポータのおかげで、元気回復。
85km 15;51:49 通過 10:40 遅れ
周囲のランナーを追い抜き始めた。
またもや、「半眠り」で、しこしこと進む。
第5関門[合川 89.1km) 16:21:36 到着 9:35 遅れ
この関門手前の合川駅前で、鎮痛剤の副作用?で胃腸の具合に異変。
出迎えの村山さんに「村山さんトイレ先導たのむ・・・・」と大声、
JA合川のトイレに先導してもらい、「大」。
スタート前の「不発」がここで「実弾」になってしまった。
洋式なら休めると内心期待、裏切られた、見事な「和式」。
立ち上がるのに四つん這い。
いやーしんど。
最後のスパートだから、おにぎりを食べろと、サポーターは言う。
だが、どうしても、飲み込むことさえできなくなっていた。
背中のストレッチ少々。
ついにあまーい梨に手を出した。4切れ、今日初めての甘い果物。
うまい。
これだけを4分35秒でやった。
合川16:26:12 出発 9:11遅れ
(H22年実績は16:22:17出発)
さあ、残り11kmだ。去年より4分も遅い。
遅れをばん回しなければならない、どうやるか。
応援者に手を振る余裕がまったくないランが続く。
大野台への、4段登りが待っている。
それに、9分も遅れている。油断はできない。
ここからでも「R」の危険が一杯。
まだ、仲間の仲谷さんを追いついていないのも不安。
ここから、1時間30分で鷹巣にゴールせねばならない。
できるか・・・。
1675番さんも、
両方とも、
素敵に映っていました。
ツーショットも、素敵です。
1675番さん、
まだまだ、
脚の腿の筋肉が
膨らんでいますから、
大丈夫です。
来年も、
美保子さんと一緒に、
出場して下さい。