シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

秋田100キロを82歳で完走できるか?分析その2

2018-12-12 10:51:12 | マラソン

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秋田100㎞大会の100㎞の部について、
この11年間、2006年、2007年、の2年間「無意味」な休止以降、
2008年~2018年の11年間の記録。

75歳を超えて完走するのは、とても困難。

75歳以上で、完走した選手は、7人しかいない。
75歳が4人、うち2011年シルバーが最高齢完走
76歳が1人、
77歳が0人、
78歳が2人。うち2014年シルバーが最高齢完走。

2005年以前については、
2000年に、最高齢完走者青木壮太郎さん(高知)
は78歳で完走、1人のみ。

この11年78歳以上の参加者は、いないか、少ない。

今年シルバー82歳の秋田100㎞の失敗原因解明。


ウルトラ完走に必要な要件。
これを満たさなければ、失敗する。


1:参加するための環境・要件が不足。
  急な仕事が入る。
  家族急用
2:風邪等の体調悪化
 大会直前、直近に、風邪引く

3:練習不足、
  練習距離が少ない。

4:肉離れ、骨折、腰痛、等体の部位の悪化

5:モティベーションの低下

 心配事で心が折れている

6:基本的な、ラン力不足、
  スピード不足

7:総合力の不足
  ラン基礎力、スタート前夜の寝不足、体調不良等も含めて。

 

以上7要素で「リタイアー」になる。



1の理由は、スタートすれば解消する。
2:以降はスタートしてからの問題。
2:~6:が複合する。
シルバーの、敗因は、2:、3:、4:、6:、7:の複合。

7:が最も大きい理由だ。
少々の、風邪の前兆、寝不足、ラン力不足でも、7:があれば乗り切れる。
今回は、2日前から、ひどい寝汗をかいた、風邪の前兆か、風邪薬服用、
で、発熱はしなかった。

今回はこの年齢選手は、シルバーと、80歳の選手2人のみ。
78歳以上の選手は、ほぼ全員引退した。
引退の理由は7:だと思う。

4:次に大きな原因。
完全治癒はH30/11/20だった。

H30/5/20に、右足首に「足根洞炎」発症。
H30/7/23の千葉県マスターズ陸上競技選手権大会で、
3000m、はM80(80歳~84歳)の部では、
1ランク若いM75(75歳~79歳)の選手2人とM80の部3人に打ち勝って、
優勝できた。
陸上競技で勝てても、ウルトラは完走できない。

ウルトラはダメだった。
下り道路は、足首をかばって、スピードダウンした。
登り下り道では、これは致命的。

6:最後に大きな原因。
走力の低下。
78歳で完走した2014年、
練習では、10㎞ぐらいなら、6分/㎞を時には、切れていた。
82歳以降は、練習10㎞で、1回も6分/㎞を切れなかった。

これが大きな、原因だ。
ランスマの受け売りだが「ガチユル」走が不足か。
スピード練習不足。