シルバー・アスリート日記

冬は全日本マスターズ・スキーレーサー、夏はウルトラマラソンランナーのシルバーアスリート日誌

秋田ウルトラ練習として、西部秩父からJR奥多摩駅まで、雲取山トレラン10時間。

2015-05-12 21:33:51 | マラソン

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5/6、千葉市の東はじから雲取山ランに行く。

朝、5:47発の、快速東京行きにのる。

池袋から、西部線で、「西部秩父」下車。
バスで、三つ峯神社着10:30。

ここまででもすでに、5時間も、乗り物にのってきた。
千葉から、東京を横切り、埼玉の端っこの秩父。

秩父駅で、買ったおにぎり、2個とお稲荷さん2個でようやく、空腹を満たした。

「先達」の、貞夫氏66才に、全面的についていく。

S27年、高校2年のときに、秩父から雁坂峠まで縦走したことがあった。
63年ぶりだ。

 

 

 

三つ峯神社、10:46分出発。

霧藻が峰小屋着、11:46分。給水休憩。
おじさん2人と、お姉さん1人においついた。

小屋の管理人さんが、「年令聞いてもいいか」という。
「まあ、70にはなってるかな?」という。

シルバーは79才だ。
追いついた、登山客に、奥多摩まで、今日中に行く・・・というと、
大げさに驚かれた。

まだ、気持は「軽い」。

ひたすら、桧ハヤシを、「歩いて」のぼる。
雲取山荘着、14:16。


ようやく、先達から、「飯」の声。
缶ビール1本づつと、おにぎり2個で、力が入る。休憩15分。

雲取山着、14:48。9分休憩、写真。
雲取山は、枯れ木で新緑はまだ。

よていでは、14時出発。48分遅れ。

目標は、明るいうちに、JR奥多摩着。
かなり難しい、状況になった。

七つ石越えをするか、ショートカットして、鴨沢でバスに乗るか。

えーいままよ。
奥多摩まで行くことに。

七つ石頂上着、15:55。
休憩なし。

単調な、きつい下りトラバース。
ふわふわの枯葉道が、心地よいが、靴に石や、枯葉が入るが、取る時間がない。

下るにつれ、新緑がでてきた。
野生の鹿が4頭、逃げもしない。

 

鷹巣山避難小屋着、16:56。

きれいな小屋だ。今日はここに、泊って、一杯飲みたい・・・・。

まだ2時間はかかる、と先達は言う。

え、まだ2時間も・・・・。

ひたすら、同じ景色の、きつい下りのトラバース。走る。

18:40日没。
19時から、「桧林の真っ暗闇」を、先達持参の、ヘッドランプ1個で、走るはめに。

桧の根っこにけつまずかないよう、慎重に走る。

19:39、ようやく舗装林道にでた。2時間40分のトラバース。

ほっとした・・・。

大腿四頭筋、ふくらはぎ、すね、まで痛い。

2.5kmの、林道を小走り。これがきつい。

JR奥多摩駅、20:15着。

無事でよかった。

トイレの地べたで、パンツまで着替え。

 

20:36の青梅行きJRの中で、持参の、ワイン700ML、2本。
身体にしみこむうまさに、昇天の心地。

きれいな車両に、乗客は、われわれ2人のみ。

約10時間の、トレラン。
行けども、行けども、まだ走れるこの嬉しさ。
脚のしびれる痛さ。

トレランは、いいものだ、やめられない。

秋田100kmコースの、阿仁(65km)までは行ったような、脚の充実感だ。

 

立川22:02の最終東京行きの、快速に乗り、千葉着、24:00だった。

 今年の「秋田100km」への闘士が湧く。

 

 

雲取山山頂無人避難小屋。
まことにきれい、トイレも、「水洗」。
ここに泊って、一杯飲みたかった。

ここから2時間下ったところにある、鷹巣無人非難小屋も、同じようにきれいだった。