5/6、千葉市の東はじから雲取山ランに行く。
朝、5:47発の、快速東京行きにのる。
池袋から、西部線で、「西部秩父」下車。
バスで、三つ峯神社着10:30。
ここまででもすでに、5時間も、乗り物にのってきた。
千葉から、東京を横切り、埼玉の端っこの秩父。
秩父駅で、買ったおにぎり、2個とお稲荷さん2個でようやく、空腹を満たした。
「先達」の、貞夫氏66才に、全面的についていく。
S27年、高校2年のときに、秩父から雁坂峠まで縦走したことがあった。
63年ぶりだ。
三つ峯神社、10:46分出発。
霧藻が峰小屋着、11:46分。給水休憩。
おじさん2人と、お姉さん1人においついた。
小屋の管理人さんが、「年令聞いてもいいか」という。
「まあ、70にはなってるかな?」という。
シルバーは79才だ。
追いついた、登山客に、奥多摩まで、今日中に行く・・・というと、
大げさに驚かれた。
まだ、気持は「軽い」。
ひたすら、桧ハヤシを、「歩いて」のぼる。
雲取山荘着、14:16。
ようやく、先達から、「飯」の声。
缶ビール1本づつと、おにぎり2個で、力が入る。休憩15分。
雲取山着、14:48。9分休憩、写真。
雲取山は、枯れ木で新緑はまだ。
よていでは、14時出発。48分遅れ。
目標は、明るいうちに、JR奥多摩着。
かなり難しい、状況になった。
七つ石越えをするか、ショートカットして、鴨沢でバスに乗るか。
えーいままよ。
奥多摩まで行くことに。
七つ石頂上着、15:55。
休憩なし。
単調な、きつい下りトラバース。
ふわふわの枯葉道が、心地よいが、靴に石や、枯葉が入るが、取る時間がない。
下るにつれ、新緑がでてきた。
野生の鹿が4頭、逃げもしない。
鷹巣山避難小屋着、16:56。
きれいな小屋だ。今日はここに、泊って、一杯飲みたい・・・・。
まだ2時間はかかる、と先達は言う。
え、まだ2時間も・・・・。
ひたすら、同じ景色の、きつい下りのトラバース。走る。
18:40日没。
19時から、「桧林の真っ暗闇」を、先達持参の、ヘッドランプ1個で、走るはめに。
桧の根っこにけつまずかないよう、慎重に走る。
19:39、ようやく舗装林道にでた。2時間40分のトラバース。
ほっとした・・・。
大腿四頭筋、ふくらはぎ、すね、まで痛い。
2.5kmの、林道を小走り。これがきつい。
JR奥多摩駅、20:15着。
無事でよかった。
トイレの地べたで、パンツまで着替え。
20:36の青梅行きJRの中で、持参の、ワイン700ML、2本。
身体にしみこむうまさに、昇天の心地。
きれいな車両に、乗客は、われわれ2人のみ。
約10時間の、トレラン。
行けども、行けども、まだ走れるこの嬉しさ。
脚のしびれる痛さ。
トレランは、いいものだ、やめられない。
秋田100kmコースの、阿仁(65km)までは行ったような、脚の充実感だ。
立川22:02の最終東京行きの、快速に乗り、千葉着、24:00だった。
今年の「秋田100km」への闘士が湧く。
雲取山山頂無人避難小屋。
まことにきれい、トイレも、「水洗」。
ここに泊って、一杯飲みたかった。
ここから2時間下ったところにある、鷹巣無人非難小屋も、同じようにきれいだった。