美術史クイズ 6
解答
第1問 立体派
第2問 ブラック
第3問 タヒチ
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解説
キューブと言うと、ルービックキューブを思い浮かべる人がいると思います。
あれは、ルービック博士が発明した立体なのです。キューブは立体です。
フランスでは、角砂糖のことを指すと聞いたことがあります。
まるで、角砂糖が並んでいるような絵だと言われたらしいです。
ピカソとほぼ同じ時期にブラックがキュービズムを始めます。
お互いに影響されたのでしょう、どちらがどちらの絵か分からないくらいです。
パリのポンピドウ芸術文化センターへ行くと、ブラックのキュービズムの絵がたくさん見られます。
ゴーギャンは、タヒチに行って、タヒチの女を描きました。
それをパリで発表したのですが、散々馬鹿にされました。
がっかりして、またタヒチに戻り、タヒチで死にました。
自殺未遂をおこしたという話もあります。
家族を捨てて、タヒチに行き、そこで絵を描きましたが、娘さんが亡くなったという知らせを受けたり、絵が認められなかったり、自殺したくなる気持ちも分かるような気がします。
ゴーギャンのことについては、モームの「月と六ペンス」という小説に描かれています。
そこでは、ゴーギャンはタヒチで焼身自殺をしたことになっていますが、それは、間違いらしいです。ゴッホとの生活も出て来ます。