井原すがこの想い

暮らしやすい町、安心して生活できることです
女性の声を活かします
一緒に考え、行動し、声を届けていきましょう

脱原発 申し入れ (大阪市)

2011年06月20日 | 政治

大阪市は関西電力の筆頭株主だそうですが、今日大阪市長は関西電力に対して、脱原発に向けて電力供給を見直してほしいと申し入れました。 これを聞いて、山口県は中国電力の筆頭株主なのに、どうして”脱原発”が言えないのだろうと・・考えてみました。 

まず、山口県知事は原発を推し進めてきたこれまでの自民党政権をバックに県政を担ってきていること、そして上関原発についても推進の立場を堅持し、祝島の人々の悲痛な叫びを全く聞かず安心安全は国の方針通りイエスマンだから・・・などが考えられると思います。 祝島島民も山口県民なのに。 県の封筒にはみんな、しっかり聞いて!とハートマーク付きののロゴが入っています。 これは、県政に対して耳障りのよいことはしっかり聞いて、批判的な意見は聞かなくてもよいという意味なのでしょうか?

岩国においても、知事が直接愛宕山周辺の住民の意見を聞いたことは一度もありません。 もちろん基地のすぐそばで暮らす住民の意見もです。 しっかり聞いてください! 住みよさ日本一がスローガンなのなら、もっともっと普通の県民と話をしてください! と言いたいです。大阪市長のように言ってほしいです。

雨の中、週末は実家の草刈をしました。 梅雨の花も満開です、 紫陽花と菖蒲  草の根ネットワークは美和町秋掛で草刈り(20名参加)

                               

7月3日(日)も、草の根で草刈を行なう予定です。 場所は美和町大田原です。参加お待ちしています。手作りおにぎりも美味しいですよ。

ホリエンモンが収監されました。今日着ていた黒いTシャツには ”go to jail" と書いてありました。 別注したのでしょうがふざけています。本名 堀江貴文 久留米大付属高校(孫正義と同じ)から東京大学、六本木ヒルズに住む、こんな経歴なのにもっとすばらしい生き方はなかったのでしょうか? 


ひまわりの会 ・ 写真展

2011年06月18日 | 集会

4月の山口県議会議員選挙の後、初めてのひまわりの会がありました。 この会は、錦町を中心にした女性の会で、大きな集会など男性がたくさんのところではなかなか発言できないという女性の要望からできたものです。 お茶菓子をつまみながらざっくばらんな話をする会です。会の最後には毎回、ビンゴゲームをして皆さんが持ち寄ったささやかな景品をもらって楽しむこともしています。

今日は、主人と私と2人で出かけてまいりました。 集会での話題の中心は、猿の被害に苦しんでいるのでどうにかしてもらいたい、ということでした。私も柳井市の実家の畑に猿が出て困っていますが、年中出ているわけではありませんので、時折ジャガイモに網をかけたり、花火で驚かしたりしています。 猿は頭がいいですし、いのししと違って上からも跳んで畑に入ってきますので、本当に手を焼きます。

先日、県の農林課(農林事務所)の方に聞いてみましたが、今年度はいのししを中心に対策をします、との答えでした。 とりあえずは、猿を見かけたらしつこく行政に連絡して、猟友会などの派遣をお願いすることです。 私も柳井でそのようにしています。

今日今年初めて露地栽培でできたきゅうりをいただきました。 我が家はもう2週間くらいしないと収穫はできませんが、初物です。 タコと酢の物にでもしようかと考えています。 夏野菜の季節ですね。

錦町のひまわりの会          シンフォニア岩国で開かれている写真展

      

今夜は、柳井の父のところへ泊まります。 


東北の被災地を訪ねて (4) 東京震度 6 ・ 静岡茶

2011年06月17日 | 行事

6月14日仙台を後にして東京に戻り、友人と電話で話しました。 震災の起こった3月11日、友人の一人は仕事場で30階のオフィスにいたけれど、免震の建物で大きく揺れ船酔いのようだった、と言いました。 もうひとりの友は、車を運転中でアスファルトの道路ががたがた揺れ、周りのビルからたくさんの人が飛び出してきて電信柱が倒れてくるかと思った、と言っていました。 2時間もかけて歩いて帰宅してみると、食器棚も電子レンジもみんな無茶苦茶に散らかっていたそうです。

帰りの新幹線で静岡を通っているとき、窓からは広いお茶畑が見えました。 先日から静岡県知事が美味しい!とお茶をすすっているところがニュースで流れましたが、このお茶も放射能に汚染されているとか・・・・もしかしたらものすごい範囲で原発事故の被害は広がっているのかもしれません。 メルトダウンも避難勧告もいつも後手後手ですから、政府の発表も信用できませんし。

今日は、富岡町に少しでも多くの義援金を!との思いで、南岩国のユメタウンで夕方1時間ほど街頭募金をしました。 また、川下地区のお世話人の方々とゆっくりお話をする機会をもうけていただきました。 久しぶりに太陽がのぞき、気持ちよく洗濯物も乾きました。 また明日から雨だそうですね。

新幹線から見た静岡のお茶畑        ユメタウンの募金風景         川下地区世話人会 

                         

あるジャーナリストが、今テレビに出てコメンテーターをしている人は、なんだかんだ言っても原発容認の人だよ、と言っていました。そういえば、落合恵子さんも佐高信さんもテレビでは見なくなりましたね。 電力会社がスポンサーだかららしいです。ある俳優さんも、原発反対のデモに参加してから出られなくなったそうです。     

 


東北の被災地を訪ねて (3) 農業と風評被害・上関原発 県の判断のゆくえ

2011年06月16日 | 行事

私は農業を自分でしていますので、車窓から見える田んぼや畑の風景がことのほか気になります。 関東から福島県に入ると広々とした水田が開けてきます。 私が作っている田んぼよりもずっと広く四角でうらやましいとそんなことを考えながら、ふと頭に浮かんだのは、この田んぼから収穫されるお米は、果たして例年通り市場に出回ることができるのかしら?ということでした。

風評被害というのはあらゆる作物に及び、ほうれん草やブロッコリー、しいたけなどは出荷制限にもなりました。 しかし、制限されていない農産物も福島産というだけで、売れないそうです。 新幹線の窓から見える早苗に目をやりながら、2~3週間前に田植えをされた農家の方はどんな思いだったろうと。 でもこうして田植えができるだけでもまだいいほうかもしれません。 仙台では塩水に浸かった田は、もう二度と稲を植えることはできないのでしょうから。

ところで、上関原発について山口県議会が意見書を提出する方向で意思集約がはかられています。 是非全会一致でまとまるといいと思います。 しかし、知事も県議会も ”国の方針が定まらなければ、県として決断できません” という言い方をよくしています。 原発を進めるか否か(例えば、公有水面の埋立て許可や休止原子炉の再開など)は、県知事に判断が任されているのですから、国の顔色ばかり見ていないで県民の安全を一番に考えて、毅然とした判断をしてほしいものです。 私は、原発建設は反対です。 ふるさとの海が好きだから・・・そして子供や孫のことが心配だから。

福島の田んぼ            郡山の仮設住宅

   

 


東北の被災地を訪ねて (2) 仙台市若林区の津波現場

2011年06月15日 | 行事

福島県郡山市を後にして、13日午後宮城県仙台市に向かいました。 仙台までの1時間足らず、車窓から見る屋根の多くにはブルーシートがかけられていて、重機やヘルメットをかぶった作業の人々が見られました。 仙台には七夕祭りや松島観光で行ったことはありましたが、駅では、以前訪れたときとあまり大きな変化は感じられませんでした。 しかし・・・・・

海の近く津波の被害に遭った若林区へ行き、災害ボランティアをしました。 まずタクシーに乗って駅からものの5分も経たないうちに、地震で壊れた建物があちこち見られ、10分ほど行くと津波の到達現場が目の前に広がりました。 津波が押し寄せた一番奥から海までの平原は全く建物はなく、流された屋根や車、電車の車両、倉庫、サッシの窓枠など言葉では表現できないほどの惨状でした。 テレビで見て想像していたのとは全然違いましたが、私にはこの悲惨な状態を言葉で表現する力がありません。

ボランティアの方々や作業をしている人にも、話しかけいろいろと聞きたい事もありましたが、みんな押し黙ったまま黙々と仕事をしているだけで、暗い悲しい気持ちが伝わりました。 写真もパチパチシャッターを押すことなどできるはずもなく、走っているタクシーからそっと何枚か撮ってきました。 運転手さんが ”原発事故の本当の現状も政府の指示もどれも信じられませんから、私達は見捨てられているんです” と悲しそうにポツリと言っていました。

普通の生活をして、今日は何を食べようか? 夏服を買いにいこうか? などと他愛もないことを考えながら過ごしている自分が本当に恥ずかしくなりました。 やっぱりできるだけの手助けを一生懸命してあげなくてはいけません。

仙台市内のレストラン 倒壊現場     仙台市若林区 津波の爪あと(写真右の白い車は下にもう一台車がありその上に乗っています)                              

                被災地レポート つづく・・・・・

 

 


東北の被災地を訪ねて (1) 義援金

2011年06月14日 | 行事

 13日、14日と東北の被災地へ行ってきました。 まず、福島県の富岡町(福島第一原発と第二原発の真ん中に位置する町)の町民の皆さんが集団で避難していらっしゃる郡山市の”ビッグパレット”という建物へ行きました。 そこには、富岡町の災害対策本部もあり、町長以下町の職員がつめておられました。

草の根ネットワーク岩国と ボランティアグループためためクラブの義援金50万円を富岡町の遠藤町長に届けました。 富岡町と岩国の関係は、幕末の戊辰戦争で会津を長州が攻めた折、そこで亡くなった岩国藩の武士を富岡町では敵ながら手厚く葬り、今日まで供養して下さっているという縁があります。 そこで、草の根として、集まった義援金は是非富岡に届けたいという意見でしたので、持ってまいりました。

町長さんが、原発の安全性を信じてきたのに裏切られて口惜しい、福島県は東半分が日本地図から消えて不毛の地になってしまいましたと涙を浮かべておっしゃったことが胸にひびきました。 対岸の火事ではありません、原発はもう要りませんとも言われました。

避難所で山口県の職員7~8人の方が、仮設住宅の世話などで忙しく働いておられました。 腕に県の名前の入った腕章をつけて、住宅地図などを見ながらがんばっていました。 10日間の予定で3日が過ぎ、厳しい環境の中あと7日がんばって、次に来る県職員に引き継ぐのだそうです。 富岡町の職員の方もとても感謝していらっしゃいました。

津波の被災地へも行きましたので、ひきつづきブログで紹介します   to  be  continued

 

義援金を渡しました      富岡町の住民が集団避難しているビッグパレット      被災地でがんばっている山口県の職員

                                       


原発文化人50人斬り

2011年06月12日 | 集会

 午後から広島で行なわれた 佐高信さんの講演会に行きました。 広島県保険医協会の主催でした。 ”いま、日本を読む”と題して2時間びっしり話してくださいました。当然、震災と国政の混乱が話の中心でした。

テレビなどのマスコミで報じられていることを鵜呑みにしてはいけないことはわかっているつもりでも、ついつい信じてしまいがちですが、陰で裏取引と権力の駆け引きがあるということを、見抜く目を養わないといけません。 

講演会の会場で 「原発文化人50人斬り」 (佐高信著) という本を買い求め広島から帰ってざっと読みましたが、電力会社の札束で頬をたたくようなやり方には、私も絶対に反対です。 そういえば岩国出身の漫画家が中国電力のコマーシャルで”原発は安全です!未来のエネルギーです!”と毎日のようにテレビに出ていましたが、震災以来パタッと鳴りを潜めましたね。 あの人中電からいくらもらって出演していたのでしょう? 前出の本には、電力会社が途方もない宣伝費をかけているということが、如実に書かれています。

岩国で起こった米軍再編問題も同じです。 交付金というアメで市民を惑わすような卑劣な手法で、民意を捻じ曲げようとしています。 真実を知らせて、市民が納得するまでしっかりと向き合うことが、政治の責任だと思います。

明日は福島へ義援金を届け、その後被災地のボランティアにまいります。。

佐高 信氏 講演会風景        サイン会も

      

昨日のブログに、草の根大会での私の話を要約して載せました。

私は、佐高さんに4月の県議選応援に来ていただいたお礼と、以前いただいた額の裏にサインをしていただきました。


楽しいお話でした 草の根大会 

2011年06月11日 | 集会

昨夜来の大雨で、今日の草の根大会にはなかなかお出掛けにくいかと心配しましたが、午後から急に薄日もさしてきてたくさんの方々においでいただきました。 ありがとうございました。

基調講演をしてくださった県立大の安渓先生は本来文化人類学がご専門です、たのしいお話の中に先生のお人柄が表れていました。 原発の問題では、電力会社の宣伝にだまされてはいけない、本当のことを見抜く力をみんなが持たないといけないと、力強く語られました。

大会の後半で、私は県議選のこと、県議になってから戸惑ったこと、私の政務調査費が義援金に充ててもらえないことなどを話しました。 皆さんから がんばって!と励ましていただき、期待を裏切ることなくがんばらなくては、とあらためて思いました。

明日は、佐高信さんが広島に来られます。 お話を聞けるのが楽しみです。

お茶の水博士のような安渓先生     草の根大会         草の根大会での挨拶(クリックしてください)

              

今日の大会で、震災の義援金募金をしました。なんと178,828円も集まりました。 月曜日から福島県へ参りますので草の根の代表と一緒に届けてまいります。 ありがとうございました。


草の根ネットワークの大会 明日です

2011年06月10日 | 行事

草の根ネットワーク岩国の年一度の大会が、明日開かれます。 市民会館大ホールで14時からです。 基調講演は、県立大学教授の安渓先生です。 今、問題になっている原発の問題について話される予定です。 原発や今の政治情勢に関心のある方は、是非お出掛けください。 私も少しの時間をいただき、想いをお伝えするつもりです。

下松市議会が上関原発建設 ”凍結” で全会一致だそうです。 周南市議会のように ”中止” でないことは残念ですが、大きな一歩だとは思います。 私は、”苦渋の決断”という言葉が大嫌いです。 苦渋というのは、決断に苦しんでしぶしぶということでしょう? 市民や県民、国民のことを考えると、原発建設反対に 苦渋という言葉はないと思います。 喜んで住民のために判断すべきではないでしょうか? 陰に利権や何かが隠れているような気がします。

北海道から以前送ってもらったライラックが咲きました


菅首相 在任最長?・・

2011年06月08日 | 政治

在任366日で最長です、と朝の番組で言っていました。 朝食を作りながら えっ!と思い振り帰ってテレビを見ると、小泉首相後の首相として最長だそうです。 そういえば1年で辞めた人ばかりがずらりですね。 安倍さん、麻生さん 福田さん、鳩山さん・・・・・・そんな名前が浮かんできます。 366日で威張ってもらっては困ります。 国民にも海外からも信頼されません。

上関原発で、下松市議会が建設反対決議をするそうです。 山口県では周南市に続いて2番目です。 柳井や岩国はまだなんでしょうか? 

実家のお隣から小あじが届きました。 ご主人が周防大島の海に釣りに行かれたそうです。とても新鮮でピカピカしています。 私は小さめの鯵は、南蛮漬けにしていただきます。 原発ができたら、いただいても食べることに躊躇するかもしれません。

釣ったばかりの小あじ