井原すがこの想い

暮らしやすい町、安心して生活できることです
女性の声を活かします
一緒に考え、行動し、声を届けていきましょう

愛宕山のそばで暮らす女性の悲痛な想い

2011年06月01日 | 政治

1のつく日は、愛宕山を見守る会の集会日です。 あいにくの雨模様のため、室内での集会となりました。 6月6日から始まる岩国市議会に、愛宕山に仮設住宅を建て、集団移転先として役立ててほしいと請願を提出することになりました。 あれだけの広さですから、集落・村ごと移転してもコミュニティを崩すことなく皆さんが暮らせます。 防衛省が買い取り在日アメリカ合衆国にしてしまうより何千倍も有効活用できます。

県議会へも同じ主旨の請願を出す予定です。 私は、仲介役としてその請願にひとりでも多くの議員さんに賛同していただくべく努力いたします。

午後からは、広島地裁で”愛宕山裁判”(愛宕山開発事業取消処分取消請求訴訟)の第7回口頭弁論がありました。 原告の意見陳述では、愛宕山のすぐそばに住む女性が、これまでの経緯と山口県(住宅供給公社)の対応のひどさを訴えられました。

10年前に優良な住宅地になると県がばら色の青写真を見せて、近隣住民の協力を仰いだときとは全く違う方向に開発が進み、途中の説明会も開かれないないまま、自宅のすぐそばに掘られた調整池のために、家は傾き壁にひびが入り、基礎までもゆがんでしまいました、なのに県は、家が古いからだと相手にもしてくれません、とおっしゃいました。 そんな不信が募る中、突然あそこはフェンスが張られ、米軍住宅になります、と言われれば、もう堪忍袋の緒が切れてしまうのは当然です。

家を建て子育てをし、やっとこれからゆっくり孫の面倒を見ながら余生を・・・と思っていた矢先、目の前のふるさとの山が削られ米軍住宅になる、こんな悲しいことはありません。 この悲痛な叫びを、裁判長にはちゃんと受け止めていただきたいと思います。

愛宕山 見守りの会          愛宕山裁判 報告会

     

今日6月1日は、鮎漁の解禁と錦帯橋のう飼始めです。 川も夏に衣替えです。