農林水産委員会の県外視察で、佐賀県〜長崎県に来ています。コロナ禍でここ３年ほど視察はありませんでしたので、久しぶりの視察です。
午前中は、全農SAGAが経営しているきゅうり栽培の様子を見学しました。ものすごく大きなビニールハウス（オランダ製）で、肥料や水、消毒の管理がされていて、限りない数のきゅうりが実っていました。私が小さな畑で育てているのとは余りにもかけ離れていて驚きましたが、これからは“儲かる農業“のためにも、人件費を抑えスマート農業も推進していかねばいけないことを実感しました。
午後は、伊万里市にある巨大な木材市場へ行きました。九州の木材と言えば大分県の日田とか宮崎県を連想しますが、伊万里にこんな大きな木材市場がある理由をいろいろ教えていただき納得しました。一時、アメリカの住宅新築が旺盛になり、日本にカナダ産の木材が入らなくなり“ウッドショック”と言われていましたが、今ではアメリカの金利上昇もあり、ウッドショックは終息し日本では木材余りになっていると聞きました。それでも国産の木材の需要は確実に増えているので、今が頑張りどころだと市場の方がおっしゃっていました。
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