農林水産委員会の視察2日目、朝、佐賀県の伊万里市を出て長崎県松浦市〜佐世保市〜長崎市と長崎県を北から南まで縦断しました。
まず、松浦市の魚市場を視察し、老朽化した建屋が再整備され、機械化と高度衛生化で、EUのHACCPという高度の衛生条件を満たしたすばらしい施設となっていました。魚市場という私の認識とは全く違い、競りも大型のスクリーンを通して行なわれるなど隔世の感でした。海外進出という今後の展望を考えれば、これだけの設備が要求されていくのだということを改めて知りました。松浦市は“アジフライの聖地“というキャッチフレーズで美味しい鯵のキャンペーンをしているそうで、お昼には、アジフライとお刺身の定食をいただきました。
午後は、長崎総合水産試験場と種苗量産技術開発センターを訪れました。トラふぐやウスバハギなどの養殖や、ひじき・牡蠣など魚以外の養殖の取り組みについて詳しく説明を受けました。ここで育てられたフグはほとんど下関市場へ送られているという話に、不思議な縁も知りました。
真面目な視察なので、佐世保ではハウステンボスのホテルヨーロッパのすぐそばをバスで通過し、「楽しいそうだわ〜」と思いつつも横目で見ただけでした。今度は、遊びで訪れたいと思いました。
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