敦賀原発の再稼働に向けて、地質調査がおこなわれていましたが、今日原子力規制委員会の島崎氏は ”2号機の真下を通る断層は、活断層である可能性がある” と発表しました。 国の指針では、原子炉を活断層の上に造ってはならないことになっていますので、廃炉になると考えるのが普通です。
しかし、日本原電はこの発表に、大きく反発しています。 そして、藤村官房長官は、委員の個人的意見であるから、今後の委員会意見の集約を見てから判断する、とコメントしました。 専門家が活断層であると言っているのに、これを信じずして何を裏付けとするのでしょう。 ＊＊委員会というものが、イエスマンばかりを集めた有名無実であることが多いのは、皆の知るところです。 でも今回の規制委員会の所見は、殊生命に関わることですから、業界の圧力などには屈せず、廃炉にすると速やかに政治決断をしてほしいものです。 時間稼ぎをせず、民主党として一つくらいは、国民が納得する判断を期待します。
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