ロード・マーシャル時事報告場

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むかつくこと

2008-11-12 02:18:28 | 日常
本日は非常に腹が立つことがあったので、記す。

本日、我らが研究室をはじめとした組織がシンポジウムを開いた。
まあ、ぶっちゃければ予算獲得のための実績づくり、
ないしは申請された予算の使い道を示すのための実績づくり、
である。

さて、シンポジウムを開くにはスタッフが必要である。
何も聞かされず、突然、前日の夜になって、スタッフにされたという「決定事項」が通達された。
そう、こちらの予定は一切聞かれず、である。

これが会社ならわからんでもない
しかしなにゆえ研究室が、学生の身分を、そしてなによりシンポジウムは研究者育成が目的であるのだが、就活組の我々をスタッフとして強制的に動員するのか。

事実、本日私は午後に予定を入れておった。おかげで現在研究室にて一人で1時間の実験操作待ちである。
現時刻午前2時であることを明記する。

こちらの予定を聞かずに勝手にスタッフとして予定を組みやがる、それを当然と思っているこの研究室にうんざりである。
この体育馬鹿が。
体育関係ない?

どちらも私の嫌悪の対象という意味で共通である。

さて、このようにして我々の研究室が主催するシンポジウムは行われるのだが、面白いことにスタッフ指名以外の研究室員は「サクラ」として動員される。

本日は我らが研究室予算にかかわるシンポジウムであれば、聴衆の半分がサクラであった。

繰り返すが本日のシンポジウムの内容は研究者育成であり、そのシンポジウムに桜として研究者の卵全員を動員した本末転倒ぶりである。


教授には、
「ここに来たからには、おまえはここの方針に従って、少なくとも所属している間はきちんと勉強して(馬車馬のように実験して)、一人前の研究者のレベルにならなければいけないんだ!」

と言われそうだが、本日のシンポジウムやそれ以前の実績づくり、印象づくりのためのサクラ使用の常態化したシンポジウムを見るに、

「いえ、修士という称号を形だけとるつもりなんですが」

と堂々と言えそうである。

まあ、そんなことがあっても結局上の人間には文句ひとつ言わずテキパキと仕事をこなし、この場に愚痴をこぼすあたり、私も大人な対応である。

そうそう、私とは違いちゃんと自らの予定を考慮しつつスタッフを務め「でも研究生だし、会社や社会じゃなくてもそういうのは同じよ」と、割り切った風な口調だった知人(コイツが連絡しなかったことも私の予定を狂わした部分的要因である)がいた。ドクター→研究者となる予定もあって淡々としていたのだが、ソイツのシフトが午前中だけだったのが、上記の私と同じノリで勝手に当日午後のシフトに入れられてムカツキまくり、それまでと一変、ムスっと黙り込んで作業をしていた姿を見たとき、えもいわれぬ嬉しさがこみあげてきたことは特筆に値する。「ざまあみろ」という感覚は、予定を狂わされた私の心をいくらか正常に戻してくれた。
心が狭い?いやいや、競争心が豊かなのだ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心がせまい? (なおたろ)
2008-11-16 00:50:16
いやいや、人間が小さいのだ。
↑閣下、こちらが正しい表現だと思われます(笑)
返信する
まったく・・・ (偉大なるロード・マーシャル)
2008-11-17 11:32:02
もっともだ。君のいうことはいちいち正しい。
返信する

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