ロード・マーシャル時事報告場

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海外心霊番組にふと思う

2020-01-04 18:42:26 | Weblog
海外の心霊番組を観て思ったこと。

「こうも価値観が違うとは」

あまりに価値観が違い過ぎると、恐怖を全く感じないな。
というか、怖くないし、胡散臭さを通り越して、重ねて言うが「価値観の違い」を痛感する次第。

もしオペラ座で外国人に日本の能舞台を見せたら、こんな感覚になるのだろう。
あまり「世界に通用する日本の伝統芸能」はやらないほうが良い。

万が一の可能性を考慮して、心霊サイドの方で、各価値観に合わせた「出かた」をしているのかもしれないが、
そうなると今度は心霊サイドのほっこり話で終わってしまう。


そうそう、前から疑問なのだが、

「この場所には、過去の悲惨な体験、記憶、人々が云々」

というが、心霊関係でも「未来の体験、記憶、人々が云々」は聞かない。

心霊関係に信憑性を持たせるためには、過去という「立証」が必要な為か、
あるいは心霊関係でも、例えば幽霊になっても過去へのタイムスリップは出来ない為か、

個人的には前者の理由、すなわち「実在する人々の意向・介入」に起因すると考えるが、一応後者も可能性として否定出来ないのは確かである。
万が一後者だった場合、心霊関係でも時間の概念が通用する件について、理論的に考えても面白いだろう。


うむ、ノストラダムスとかで大晦日バカ議論していたあの頃は、今見れば「夢から覚めろ」の一言に尽きるが、
夢で盛り上がれた、遊び心のある時代だったともいえるだろう。

昨今の社会において心霊ブームを起こすには、
コスパや、こと体験といった、現代の価値観に合わせる必要があるが、どうも社会は胡散臭いものを面白がる余裕を失っている、或いは冷めているような気がする。

そんなことよりきっと、「消費税」であり「景気」であり「社会保障」であり「少子高齢化」なのだろう。
ちょっと切ないので、是非とも心霊サイドは昨今の日本の価値観に合わせた「出かた」をしていただきたい。

なお、当ブログとしてはそのように息苦しくなった日本社会について、「どうでもいい」というスタンスは崩していないことは強調したい。
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