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排泄にみる物質主義

2015-12-18 22:24:06 | Weblog
例えば諸君が好きな異性とデートや食事をしていたと仮定しよう。

途中、相手がトイレに立ったとする。

相手が戻ってきたとき、相手は物質的には「排泄」という行為によりいくらかの「欠損」をしていることになる。

しかし、相手の魅力はトイレに立つ前後でなんら変わらない。

これが、「好き」や「愛」の真骨頂であるかもしれない。

しかし、これが「オタク」になると、「お嬢様聖水」の如く「欠損分」までもが崇め奉られるのである。

これは広くオタクの間に物質主義が普及している例として悲しむべき(?)事例であろう。
神格化とも言え、その意味では神話の故事由来の「聖地」などを考えるに、物質主義は宗教にも根をおろしているともいえよう。

物質主義の極地は科学であるが、その科学から、

自身の存在自体をもテーマにした生物学が産まれたこと、
また理学という「応用に頼らない」知の探究が産まれたこと、

は誠に画期的な出来事であると考えられる。


本日は排泄という一見フェチから入った物質主義からの宗教への展開までであったが、いつも通りぶっ飛んでいるな。
「狂っている」ともいえるかもしれない。

話が脱線したついでなので、もう少し付き合っていただきあい。

「狂っている」、すなわち「狂気」は、シューティングゲームの「東方」では鈴仙・優曇華院・イナバというキャラクターの管轄する能力である。
しかし、「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」では、
(ブラックユーモア故に全員が狂っているという指摘もなされようが)たった一人の将軍(リッパー将軍)の狂気が人類滅亡を引き起こすことを考えるに、この能力は相互確証破壊の成立している現在においては大変な脅威である。
いやむしろ、相互確証破壊が成立している現在の世界そのものがすでに「狂気」の可能性も十分にある。

よく東方世界の「幻想郷」はこの世界から「隔絶されるべき対象」のように扱われているが、実際は逆やもしれぬ。


最後に、上記の流れと全然関係のないことをひとつ。

「究極の大戦型空母」と呼ばれる、アメリカ空母、エセックス級の次級、「ミッドウェイ級」がもし、太平洋戦線に投入されていたとしたら、日本軍将兵はどのような絶望のどん底に突き落とされただろうかは、たやすく想像できる。

しかし、ミッドウェイ級のさらに次、キティーホーク級の1世代前の「超大型航空母艦」、「フォレスタル級航空母艦」のネームシップ「フォレスタル」がベトナム戦争でズーニー・ロケット弾によるオウンミッドウェイ海戦もどきをやってしまったことを考えるに、
「ダメージコントロールの技術とノウハウが蓄積」されていても、それはまだまだ不完全なものであり、
案外旧日本軍でも少しは行けたかもしれない。
実際、終戦間際にエセックス級空母「フランクリン」および「バンカー・ヒル」が250または500kg爆弾により爆撃され、大破している。
それでも沈没しなかったことが両艦のダメージコントロールの優れているところと評価されているが、逆の考えも出来る。

軍事に関しては、効率の理想の2割くらいが実現できていれば上出来だろう(アフターバナーなどは妥協の最たる例かもしれない)。
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