けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「泣き虫弱虫諸葛孔明」第弐部 酒見賢一

2016-03-25 | 本と雑誌
3月25日・金曜日。

今日は朝から良い天気でしたね。ただ、気温は低めでちょっと寒かったですけど。空だけ見れば春なんですけどねぇ・・・。



さて。
やっと1冊読了しました。最近は一ヶ月に1冊ペースになりつつあります。う~む、読書意欲低下中...。(汗)



「泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部」 酒見賢一 著  文春文庫

読んだのは、作家・酒見賢一による、とんでもない人物像の諸葛孔明が登場する奇想天外な作品の第弐部です。
第壱部を読み終えた時に、すでにこの第弐部は手元にあった状態だというのに、そのあまりのくだらなさ(褒め言葉です)に読み疲れてしまって、手に取る事無く読まずに1年以上寝かせてしまいました...。(苦笑)

三顧の礼を受け、とうとう劉備軍団入りした孔明。涙枯れ果てるまで泣き尽くす漢・劉備や、刀ひとふりで数十個の首を落とす殺人マシーン張飛、ひたすら義に殉ずる頑固一徹の関羽らとともに、曹操との死闘が始まって―。ますます快調の酒見版「三国志」第弐部は孔明出廬後から長坂坡の戦いまでが描かれます。
(内容紹介文より)



前回(2014年末)、第壱部の感想をブログにUPした時にも書きましたが、この一言に尽きます。

くだらない!!(笑)

いやぁ~、面白かったです。
第壱部では、諸葛孔明の奇人変人ぶりが目立っていただけ&その奇人変人ぶり面白さにバラツキがあった感じだったので、読んでいてもドップリめり込めなかった感あったものの、いよいよ本格的に劉備軍団、特に張飛・趙雲等の面々が物語上で大活躍し出して、急激に面白くなりました。
とにかく、くだらない!(苦笑)

本当に、人物設定の仕方、文章、すべてが秀逸です。凄いです、ハイ。
まあ、前回同様、その意味不明・ぶっ飛び具合が時折面倒くさい・・・と感じる事はあったのですが、今回は読んでいて気にならないほど、えらく面白かったです。そのぶっ飛び加減が良かったと言えます。見事に私のツボにハマってしまいました。
1年以上間隔空けて読んだから良かったのかも。(笑)


この酒見賢一の「三国志」ワールドは、やはり熱心な「三国志」ファンには、間違いなく「ふざけているのか!」と言われそうな文章、内容です。
やはりこの作品は、「三国志」好き&諸葛孔明好きにとっては、極端に好き嫌い分かれる内容の小説だと改めて思いました。


「泣き虫弱虫諸葛孔明 第弐部」、面白すぎて読み疲れました。(550P以上とけっこう長いのもあるけど)
第参部もすでに入手していますが、今回もすぐに続けて読もうという気にはなっていないです。こりゃ、また1年後ぐらいかな...。(苦笑)

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