けっこういい加減になぐり書き!

主に1日の〈聴いた・読んだ・こんな事あった!〉を備忘録代わりに書いています。

「泣き虫弱虫諸葛孔明」第参部 酒見賢一

2022-05-08 | 本と雑誌
5月8日・日曜日。

今日も晴れ間が広がっていて、心地好い過ごしやすい日曜日になっているこちら。
週間予報では、火曜日辺りから天気が崩れて、しばらくスッキリしない空模様になるらしいので、今のうちにしっかりと太陽の陽射しを浴びておこうと思います。(笑)

〈ゴールデンウイーク/GW〉最終日、ゆっくり過ごしたいと思います。








さてさて。

本棚を整理していたら、酒見賢一「泣き虫弱虫諸葛孔明」が目に入り、手に取ってパラパラと読んだら「あーこんな内容だったな」と思い出し、そう言えば第参部(巻)から読んでいない事を思い出しました。

最近、以前のように読書熱が戻って来ているのもあって、久しぶりに読みたくなって、すでに最終第五部まで購入済みで、いつでも読める態勢だったのもあり、すぐに読み始めました。


『泣き虫弱虫諸葛孔明 』第参部 酒見 賢一 著  文春文庫



魏の曹操との決戦を前に、呉と同盟を組もとうする劉備軍団。しかし豪族連合の呉は、戦うか降るかでオジキ達の議論が紛糾、カシラの孫権もまとめられない。さらに呉の美しき軍指揮官・周瑜は、変態軍師・孔明に殺意を抱き―。こんなことで赤壁に勝利を刻むことができるのか?いまヤバイ酒見版「三国志」第参部!
(内容紹介文より)


前巻・第弐部を読んでから、何と6年!が過ぎていたので、内容確認する意味もあり第壱部から読み返し始めてから約一ヶ月、やっと第参部を読み終えました。

第壱部から第参部までで、632P・557P・519P(本文のみ)という長編ですが、飽きる事無く、面白く読む事が出来ました。


ただ。
ネット上での評価(感想)にあるように、確かに第参部は、第壱&弐部までの孔明&劉備軍団のハチャメチャさ(くだらなさ)が薄らいで来て、読み進めば進むほど、普通の「三国志」のようになってきた感じでした。個人的には、やはりあのハチャメチャさが好き・良かったので、そこがちょっと残念でしたね。
第参巻が、赤壁の戦いがメインだったので、孔明や劉備軍団の出番が少なめだったのもあり、それもある意味仕方ないのかなとは思いますけどね。その分を、呉の孫権らが補っている感じで、呉と呉(日本・広島の呉/くれ)をかけているのか、呉の登場人物が広島弁(呉弁?)なのが面白く笑えました。


第参部。
ハチャメチャ感が薄れて、落ち着いて来たのが、やはりちょっと残念です。(十分満足はしていますが)


続けて3巻分読んでさすがに疲れ気味なので、ちょっと休憩して第四部を読み始めたいと思います。

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