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はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「どこかでベートーヴェン」

2022-09-18 16:51:11 | 本・映画・ドラマ
中山七里さんの「どこかでベートーヴェン」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。


1つ前に書いてる本を読み終えた時、この本は既に半分くらいまで読んでいたので、
感想を書くよりも、先に読み終えたかった、、から、読む方を優先してしまいました(^^ゞ

加茂北高校音楽科に転入した岬洋介は、
その卓越したピアノ演奏でたちまちクラスの面々を魅了する。
しかしその才能は羨望と妬みをも集め、クラスメイトの岩倉にいじめられていた岬は、
岩倉が他殺体で見つかったことで殺人の容疑をかけられる。
憎悪を向けられる岬は自らの嫌疑を晴らすため、級友の鷹村とともに“最初の事件”に立ち向かう。
その最中、岬のピアニスト人生を左右する悲運が…。


後に、ショパンコンクールで名を馳せることになるピアニスト岬洋介の
高校生の頃の物語。
音楽ミステリーシリーズだけど、音楽要素の方が80%くらいだった、
他の本に比べ、この本は、ミステリー80%っぽい感じで書かれている。
クラスメイトにいじめられたり、容疑者にされたり、、と、かなり
踏んだり蹴ったりな感じで、突発性難聴も発症し、
「ボクは、もうピアノの道を諦める」と宣言して、去っていく(親の転勤で)。
そこで物語は終わっているのだけれど、この物語は、級友の鷹村の記憶として
書かれていて、プロローグのところに、ショパンコンクールに出場していた岬の
ニュースを見たことで、、高校時代の記憶を思い出す、、という始まりだったから、
ピアノ止めてなかったんだなって、、、鷹村くんには伝わってるから、よかった。

犯人には、、びっくりしたけど。。

しかし、、クラスメイトが、最悪。。だと思った。

本「同志少女よ、敵を撃て」

2022-09-18 16:17:40 | 本・映画・ドラマ
逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」を読みました。
感想など綴ってみたいと思います。


【2022年本屋大賞受賞! 】
キノベス! 2022 第1位、
2022年本屋大賞ノミネート、
第166回直木賞候補作、
第9回高校生直木賞候補作
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌で続々紹介!
史上初、選考委員全員が5点満点をつけた、
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作

アクションの緊度、迫力、構成のうまさは只事ではない。
とても新人の作品とは思えない完成度に感服。──北上次郎(書評家)


独ソ戦が激化する1942年、
モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。
急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。
自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。
「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、
イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。
母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。
同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、
やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。
おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵"とは?


1942年ごろから、1945年頃までをソ連の女性狙撃手を中心に描いた物語。
戦争ものなので、今のロシア、ウクライナへの侵攻のことをどうしてもイメージとして
重ねてしまい、読むのは、、心が重いかしらと、、、少々躊躇う気持ちもあったのだけれど、
あちこちで、この本はすごくいい!と、言ってる人を見たりして、
読むことにしたのでした。
戦争とはは、やっぱり、、人の平常心を奪い、狂気と化していくのだ。。
そんなことを感じ、かなしい気持ちになりながらも、読むのを止めることはできなかった。

かなしいことしか生まないのに、なぜ戦争はなくならないのだろう?
戦争を経験した人の戦後は、、、穏やかなのだろうか?いつまでも、夢にうなされないのだろうか?
そんなことを思ってしまった。

クラシックギター発表会へ

2022-09-18 15:43:11 | 日々あれこれ
奈良県の大和八木駅近く、橿原文化会館で開催された、
「クラシックギター発表会」を聴きに行ってきました(^-^)

純粋に聴きに、、というよりは、クラーラの演奏会チラシを置かせていただくために、、
という下心いっぱいな気持ちで出かけたのですが、興味深く聴くことができました(^^)

発表会のチラシです。


どうやって知ったかというと・・・
クラーラのチラシ配布できそうな催しはないかと探している時に、
たまたま見つけたのでした^^

今までは、奈良県だと、演奏会場よりも北エリア、後は、大阪、京都などでしか
配布できていなかったので、できれば、奈良県内の、会場よりも南エリアで、
もう少し宣伝活動ができるといいなぁ~~と、前々から思っていたのでした。

チラシを見つけたものの、、ご出演は先生を含めて4人だけ??
というのは、少々気にはなりました。
が、小ホールで開催だし、主催の先生に連絡をしてみたら、快く置かせてくださる
とのことで、開場の30分前に行き、少々お話させていただいたり、
ロビーで弾かれてた、先生の演奏を、なんと贅沢なことに、、聴くこともできました(^-^)

お一人、座って聴いてらっしゃった、おじさんが、
「ええ音やなぁ、やっぱり、楽器が高いんやろな」なんて発言をご本人に向かって
されているのには、びっくり仰天でしたけど(@_@;

橿原文化会館は、私にとっては、お初の場所(たぶん)でした^^

大和八木駅は、通勤してた頃、時々途中下車して、お買い物したり、飲みに行ったりしてた
ところでもありますので、駅下りた瞬間、、懐かしぃ~~~気持ちがさく裂していました(笑)

小ホール、、入った瞬間、昔の映画館っぽいって思いました(^^ゞ
なぜそう感じたのかは、謎。


プログラムです。

やっぱり、生徒さんは、3人だけなんですね~。
なので、お一人の持ち時間がたっぷりな感じだったので、演奏された方は、
嬉しかったかも。
驚いたのは、プログラムに、個包装のマスクが挟んであったこと。

客席は、そう多くはなく、30人くらい??な感じでした。
でも、ホールで発表会って、、すごいなぁ~って思いました。

ギターの音色は、やっぱり心地いいですね(*^-^*)
ギターのことは、全くわからない私ですが、聴きながら、いろんなこと興味深く観察して、
いろんなことを感じることができました(^^)

せっかく出かけたのだから、隣に建ってる近鉄百貨店内をぶらぶらすればよかったんでしょうけど、
1階の中を通り抜け、まっすぐ帰ってきました(^^ゞ

チラシを置かせていただくという目的がなければ、伺うことがなかったであろう機会。
そう思うと、貴重な時間だったのかもしれません。