はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

本「ライアの祈り」

2012-12-05 14:56:18 | 本・映画・ドラマ
森沢明夫さんの小説「ライアの祈り」を読みました。


森沢さんのベストセラー小説「津軽百年食堂」の長女桃子は、35歳。バツイチで、メガネ店の店長。縄文時代に詳しい学者さんと知り合う。
もう1つ、縄文時代に生きるライアは、狩りが得意な女の子。でも、イノシシに足を砕かれ、シャーマンとして人生を生きることを決意する。

別々の物語のようでありつつ、桃子は、ライアの生まれ変わりなのだと…いうような雰囲気をかもしだしている。

登場人物が、みんな、誠実で純粋な人ばかり…だから、こんなにも心が温かく、悲しいわけでもないのに、泣けて仕方がないのだろうと思う。

ロマンたっぷり、優しさたっぷりで、温かい気持ちになれるので、今年読んだ本の中では、
人にお勧めしたい本No.1かも(^^)
コメント
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