はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

酒都「西条」

2011-06-24 14:53:53 | 旅・遊び♪
訪れてから、少し日が経ってしまったけれど、先日、酒蔵がたくさんある町“西条”へ
遊びに行ってきました^^。

酒蔵通りという、心惹かれる名前の通りがある、素敵な風情を醸し出す町並みと、
おいしいお酒もちょっぴり飲める(?)ことを期待して(^^ゞ

糸崎という駅で乗り換え、岩国行きの電車に乗る。
私には、生まれて初めての路線(^^)ということもあり、わくわくする。

途中の風景は、どこへ行くの?と思えるほどの、山の中を通り、民家がちらほら
見えてきたときは、少し、安堵感があった(^^ゞ

最初に感じたのは、“なんで、家の屋根が、みんな同じ茶色なんだろう?”ってことだった。

そう・・・たまには、違う色の屋根もあるが、多くの家は、こんな色の屋根だった。



何か、色を合わせましょう~みたいな、取り決めでもあるのだろうか?
と思えたほどに。
理由は、今もわからないまんまだけど。

お昼ちょいと過ぎ、西条駅に着いた^^。

とりあえず、散策用に、周辺の地図をもらい、ご飯を食べに行った^^。

まっ昼間だけど、せっかくの西条だしぃ~、たまにはいいよね?お酒の神様も
いらっしゃるみたいだし~と、お酒を飲んだ(^^)

山陽鶴酒造さんの5種類のお酒が、少しずつ味見できるタイプのもの。



どれも、おいしかったけれど、一番好きだったのは、左手前の“麗酒”っての。
美しい名前じゃん~ってのも嬉しかったけど(^^ゞ

ちなみに、私は、少し甘めですっきりした味わいの冷酒がすき(^-^)v

食べた料理もとってもおいしかったんだけど、明るさが暗めだったせいか?
お酒に酔っていたせいか?ぴんぼけ~で、上手に撮れてなかったのが残念^^;



こういう料理は、自分じゃ、絶対作れない。あ、いや、作ろうと思えない(^^ゞ
ひとつずつ、きれいに盛り付けるなんてのは、お店でしか味わえないものだから、
特にお酒を飲んだときなんぞには、こういう料理がとっても嬉しかったりする(^-^)

お腹も大満足になり、ほろよい加減で、酒蔵通りの散策スタート~って、
大丈夫なのか?私(^^ゞ
とか思いつつ。。



思ったよりも、広くなさそうなので、1~2時間もあれば、見終わってしまいそう?
とか思いつつ、まずはどこから行くかな~と、歩き始める。

このあたりには、酒蔵(っていうのかな?)が、8つあるらしい。
たぶん、最も有名なのは、賀茂鶴酒造・・・なのかなぁ。

それぞれの酒蔵ごとに、仕込み水も違っていて、自由に飲めるように湧き出して
いるらしいので、味の違い、、、私にもわかるかな?と、飲み歩いてみよう~とは
思っていた。







場所によっては、たくさんの空きペットボトルを持参してきて、汲んでいらっしゃる
人が、並んでいたりして、げげ^^;飲めないしぃい~とか思いつつも、他のところを
先に回ってから、後でやってくると飲めたりした。

酒蔵で試飲させてくれたおねーさんと、あれこれお話していると、
真夏の暑い日でも、延々と順番待ちしている人もたくさんいらっしゃるそうで、
すごいな~なんて思ってしまった。

でも、おいしいお水が、ただでもらえるなんて・・・日ごろ、水を買っている私には、
とてもうらやましい環境だな~なんて思えたのだった。

で、水を飲み比べた結果、味が、かな~り違う!という事実に気づき、こんなに近くで
湧いている水なのに、こんなに味が違うものなの??と、不思議な気がした。

水が、こんなに違うから、当然、お酒の味も、違うのよね~って、それだけじゃないだろうけど。

酒蔵通りのシンボルというと、こういうエントツなのだそうだ。



でも、どーしてえんとつ?ってのは、いまいち納得できていないのだけれど。

賀茂鶴酒造の横に、酒のモニュメントというか、多くの文豪さんたちが、
“自分にとって酒とはなんなのか”ってのを書いている短いエッセイみたいなのが
飾られていた。



遠藤周作さんは、「男の一生」というご自身の小説と同じ名前を、日本酒につけられた
ことがあるそうなのだけれど、それが実においしくて、
“女と一緒に飲む酒、男友達と一緒に飲む酒にしよう”と決められたというエピソードを
つづられていた。

さて、私にとって酒とは、何だろう?と、考えさせられた。

ん~難しい。。

人生の潤い。
人間関係の潤滑油。
料理を引き立ててくれる、魔法の飲み物。

ん~、どれをとってみても、これだ!って感覚には、なれない^^;
なかなか難しいテーマだと思う。

酒蔵通りあたりには、シーズンオフ(?)の平日昼間ということもあり、
ほとんど人がいなかった。
10月(だっけかな)の酒祭りの時には、人であふれかえり、公園あたりでは、
少しのお金で、どのお酒も飲み放題~と化すらしく、きっと、お酒好きな人が
集まり、わいわい楽しい1日を過ごすのだろう。

と、酒蔵のおねーさんに教えてもらったので、酒祭りには、いつか訪れて
みたいなぁと思っている^^。
できれば、そのときには、友人も一緒に(^-^)

コメント
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