はじめてのマンドリン

ある日突然、マンドリンの音色に恋をした
初めて手にした時から、ささかやかな感動を綴っています

不幸ごと

2009-11-07 14:58:07 | 日々あれこれ
斜め向かいのお家のご主人が、一昨日亡くなられた。
享年60歳。
・・・なんとお若い。。
若い人の死は、言葉を失ってしまうし、とても哀しく辛い・・・と思う。

仕事から解放され、やっと人生を楽しもうかという年齢なのに・・・
その気持ちを思うと、胸が締め付けられそうになる。

癌で自宅静養されていたので、ご本人もご家族も、覚悟は少しずつされて
いたかもしれないけれど、それでも、いざ、その時を迎えると、
辛いに違いないと思う。

特別親しいわけじゃない。
でも、ご近所の方だし、今年は町内会の役員もしているので、
お通夜と、告別式の、受付をさせていただくことになった。
気持ちは、少し複雑である。

お悔やみを言う立場であるにもかかわらず、
受付に居ると、お悔やみを言われるのだろう・・・ということが。

死というものは、身近な人のものでなくても、受け入れ難い気がしてしまう。
昨日、そこに存在し、話したりしていた人が、今日、存在しない人になる。
死とは、「無」に還ること。私はそう思っているのだけれど、
でも、生きた証は、そこかしこに残る。

今日、明日は、静かな気持ちで、ご冥福をお祈りしよう。

今年、2つめの不幸ごと。
年を重ねるごとに、“死”を意識する機会は増えるのだろうか。
コメント
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