林真理子さんの「嫉妬」を読みました。
裏表紙には『そのおさえても湧き上がる黒い嫉妬の感情に飲まれていく男女を鋭い筆さばきで描いた、切なくも残酷な傑作短編集』と書いてある。
女の人の、どろどろとした嫌な面をいっぱい見たような気がして、後味の悪い本だった。
私は、子供の頃から、女の人のそういう嫉妬心みたいなものが嫌で、避けるように生きてきたところがある。
人を妬むような気持ちをおぼえる自分も嫌だし、
人に妬まれるのも、もちろん嫌である。
後者は、避けるしかなく、ただ逃げるというか、距離を保ち、飄々と過ごす
しかないのかもしれないが、
前者は、自分のことなので、心がけ次第で、妬むという気持ちとは縁がなく
生きることができるような気がしている。
今の自分に、ある程度満足していて、今の自分があるのは、すべて、自分が
行動を起こした結果なのであり、誰のせいでもなく、自分のせいなのだと
思っていれば、誰かを羨むことなく、日々を送れる。
これは、今まで生きてきて、学んだことなのかもしれない。
人を羨んだりすることは、心がざわざわして、ちっともいいものではない。
だから、そういう気持ちとは無縁で居る方が、余程幸せだと思うから。
この本には、私の目から見れば、“ちっとも幸せそうじゃない女たち”が
たくさん登場していて、かわいそうな感じさえした。
でも、読んで後味が悪いと感じるのは、自分の中にも、そういう部分があるから、
それを認めたくなくて、嫌な気持ちになっているのかもしれないけれど^^;
裏表紙には『そのおさえても湧き上がる黒い嫉妬の感情に飲まれていく男女を鋭い筆さばきで描いた、切なくも残酷な傑作短編集』と書いてある。
女の人の、どろどろとした嫌な面をいっぱい見たような気がして、後味の悪い本だった。
私は、子供の頃から、女の人のそういう嫉妬心みたいなものが嫌で、避けるように生きてきたところがある。
人を妬むような気持ちをおぼえる自分も嫌だし、
人に妬まれるのも、もちろん嫌である。
後者は、避けるしかなく、ただ逃げるというか、距離を保ち、飄々と過ごす
しかないのかもしれないが、
前者は、自分のことなので、心がけ次第で、妬むという気持ちとは縁がなく
生きることができるような気がしている。
今の自分に、ある程度満足していて、今の自分があるのは、すべて、自分が
行動を起こした結果なのであり、誰のせいでもなく、自分のせいなのだと
思っていれば、誰かを羨むことなく、日々を送れる。
これは、今まで生きてきて、学んだことなのかもしれない。
人を羨んだりすることは、心がざわざわして、ちっともいいものではない。
だから、そういう気持ちとは無縁で居る方が、余程幸せだと思うから。
この本には、私の目から見れば、“ちっとも幸せそうじゃない女たち”が
たくさん登場していて、かわいそうな感じさえした。
でも、読んで後味が悪いと感じるのは、自分の中にも、そういう部分があるから、
それを認めたくなくて、嫌な気持ちになっているのかもしれないけれど^^;