独断偏見妄言録 China's Threat

中国は人類の命運を左右する21世紀最大の不安定要因

北朝鮮との国交正常化に断固反対

2007年09月01日 08時38分18秒 | 北朝鮮
ウランバートルでの日朝国交正常化作業部会で、拉致問題に先立ち国交正常化問題を議論するという報道がある。
断固反対だ。
北朝鮮という山賊集団の狙いは明らかだ。拉致した人質の身代金として何兆円もふんだくろうということだ。
参院選で大敗し、支持率が低迷する自民党政権は一発逆転を狙って、国交正常化という美名のもとに身代金を支払い、人質を取り戻し、支持率アップにつなげたいのだろう。山賊共は日本政府の足もとをしっかりと見ている。

山賊共が日本から大金を奪い取れば、経済的なゆとりができ、経済支援をテコに核を放棄させようとする6カ国協議の努力は水泡に帰すだろう。
いかなる理由であれ山賊共に大金を渡せば軍事力の大増強は必至であり、日本の安全はさらにあやうくなる。
北朝鮮にとって核は富を生み出す「打ち出の小槌」であり、体制の安泰を保証する「守護神」なのだ。ちょっと核を振り回すだけで韓国のみならず米国さえ貢ぎ物を差し出そうとしているではないか。核放棄など絶対にあり得ない。それどころか、身代金は核の大量配備に直結し、核恐喝によりさらに金を強奪しようとするだろう。

米国は北朝鮮に接近して懐柔する作戦のようだが、北朝鮮が核を放棄するという決断をすることがあり得ない以上、必ず失敗する。日本は距離を置いて冷静に推移を見守ればよい。
北朝鮮の核技術とミサイル技術は時間とともに少しずつ進歩するだろうが、大金を渡せば急速な進歩をうながすことになる。それだけの金があるなら我が国のミサイル防衛網の増強にまわすべきだ。

拉致問題がどのような結末を迎えようとも、国交正常化という美名のもとで身代金の支払いをしてはならない。時間がたてば金正日は死亡し、北朝鮮体制は崩壊する。あせらず、何十年でも気長に待つのが最善である。

拉致被害者およびご家族にはお気の毒だが、日本という国家の安全を最優先にすべきことは議論の余地がない。


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