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世紀の大発見か? 筑波大の石油藻類

2010年12月15日 22時15分37秒 | 日本
生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見

藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。

筑波大の渡邉信教授、彼谷邦光特任教授らの研究チーム。海水や泥の中などにすむ「オーランチオキトリウム」という単細胞の藻類に注目し、東京湾やベトナムの海などで計150株を採った。これらの性質を調べたところ、沖縄の海で採れた株が極めて高い油の生産能力を持つことが分かった。

 球形で直径は5~15マイクロメートル(マイクロは100万分の1)。水中の有機物をもとに、化石燃料の重油に相当する炭化水素を作り、細胞内にため込む性質がある。同じ温度条件で培養すると、これまで有望だとされていた藻類のボトリオコッカスに比べて、10~12倍の量の炭化水素を作ることが分かった。

 研究チームの試算では、深さ1メートルのプールで培養すれば面積1ヘクタールあたり年間約1万トン作り出せる。「国内の耕作放棄地などを利用して生産施設を約2万ヘクタールにすれば、日本の石油輸入量に匹敵する生産量になる」としている。

 炭化水素をつくる藻類は複数の種類が知られているが生産効率の低さが課題だった。

 渡邉教授は「大規模なプラントで大量培養すれば、自動車の燃料用に1リットル50円以下で供給できるようになるだろう」と話している。

 また、この藻類は水中の有機物を吸収して増殖するため、生活排水などを浄化しながら油を生産するプラントをつくる一石二鳥の構想もある。

http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html

これはすごい。
天然物由来だから温暖化とは関係がない。
日本で石油の自給が可能になる。
コスト競争力は十分ありそう。

まさに革命的な大ニュースだ。
実用化されれば、世界のすべてが激変する。
経済的大ニュースであるだけでなく、
政治的にも大ニュースだ。

民主党の左翼脳では研究成果の意義が理解できないだろうな。
1000億円程度の研究補助金を出して、大規模な実用化研究を急ぐべきだが、
空き菅政権じゃ無理だろうな。

国民に大きな希望を与える明るいニュースだから、
全面的バックアップの意思を表明すれば
支持率回復の切り札になる。
だが、貧乏人に金をバラマク以外のことに興味のない左翼脳では、
そんなこと思いつかないだろうな。


なお、藻類から石油を作る研究は世界中で行われている。
日本の研究ははむしろ遅れていたが、有望株の発見により世界最先端に躍り出たとみられる。

世界の状況はこちらを参照されたい。

http://www.oilgae.com/


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