図らずも震災から2年という節目に、report 100 ということになった。
僕は、相も変わらず試行錯誤を繰り返している。
例えば一昨日から福島原発からの漏れが感知しにくかった。
感知は高めだったのだが、一昨日の夕方林檎が届いて、どちらが犯人か区別しにくかったためだ。
何せ両方の汚染が0ではない。
しかし翌朝つまり昨日の朝林檎を再び試したら汚染度は一昨日ほど高くなかったから、一昨日は空間線量の方が高かったのだろう。
と一旦はジャッジしたが、その後海老名、相模原に野暮用で出かけて、初めて一帯が黄砂で覆われていることも知った。
しかも車で移動する限り黄砂のあるところは線量も高い。
もしかしたら一昨日の夜も黄砂が飛んでいて高かったのかも、と懸念が生まれる。
更に今は自宅にいるのだが、中の上というより強の下にあたる線量。
こんな風に諸条件が関わってくるのでなかなか思い切った判断が下せず、放射性物質に振り回されている感じ。
でも『放射線感知者の提案』にも書いたが、昨年、一昨年に比べれば、暮らしやすくはなった。
圧倒的な量の空間を浮遊する放射性物質が落ちるところに落ち始めたからだ。
被曝量をうまくいけば2分の1ほども軽減できるのではあるまいか。
さて、2年目と100回めという節目で改めて書きたいのは、こんな現況を作り出した大人の責任。
街を覆う黄砂をみて、ナウシカを思い出した。
なんという世界をつくってしまったのだろう。
もちろん僕の世代がつくったものではないが、これをそのまま放置することはできない。
といってこの問題を政府に一任することも出来ない。
政府批判ではなく制度批判と受け取ってほしい。制度とは、社会生活維持を名目に規定された礎石で、一度置いたら取り除くには時間がかかる。同じ理由で原発も取り除くまでに次世代になってしまう。
つまり政府を改善する方向と子供のこととは別の時間の流れで処理しなければならない。
こうしている間にも子供たちのDNAは、細胞分裂の中で汚染されていくのだ。
というわけで僕も微力ながら僕の感知力と気功を生かした放射線障害対策をひとつの形にすることにした。
一応Cafeの形をとる。
メニューはハーブ中心。
この2年間で南米からアフリカまで試した結果いくつかの除染に効果がありそうなハーブがみつかった。
少しでもチェルノブイリの勉強をした人は疑問符をつけたくなるかもしれない。
チェルノブイリやヨーロッパ、日本政府の発表では、ハーブは汚染されやすい化学組成のはずだからだ。
確かに多くはその通りだ。
僕も海外から輸入してほとんどが2週間ほどで汚染されて飲めなくなったことはあった。
しかし汚染されないものもある。
そんなものを出しつつ、研究しつつ、除染していくつもり。
追伸1: 今日も空中を飛んでいるが、あれは黄砂ではないのか。政府が煙霧というと余計疑わしい。以前も書いたかもしれないが、NHKが毎日の線量を発表していたとき、僕が強いと感じる日は例外なく公表か控えられていた。パニックを怖れるという理由は正当だとしても、政府の隠ぺいおよび誘導作戦があまりに稚拙だと、同じようにパニックを起こすと思う。
追伸2:
国と東電相手に集団提訴=原発避難者ら1650人―請求額53億円以上【震災2年】(時事通信) - goo ニュース
追伸3:とにかく今は線量高め。下の歯がしびれてその存在が感知しづらい。