雨をかわす踊り

雨をかわして踊るなんて無理。でも言葉でなら描けます。矛盾や衝突を解消するイメージ・・・そんな「発見」がテーマです。

Picky 7

2013-03-02 10:24:49 | 雑談(ジョーク)
ここのところ家を新築するためいろいろ勉強していた。

家は結局ログハウスに落ち着いたが、picky な僕のこと、なかなか世間の指標では間に合わないのだ。

例えば声高に化学物質を排除しているから安全というハウスメーカーに一度は依頼することに決め、最終的にできた家を見学に行ったらとんでもない。国の基準を守るだけの家より少ないとはいえ、それほどの違いはなかった。

それなのに5倍も6倍も余分に払う気には到底なれなかった。

問題は人工物を避ければいいというものではない。なぜなら化学物質は自然の生き物から採取されるのであり、木にしても種類によってはかなり強い毒性のある気体を放出する(木はそうして自分の身を守るわけだ)。

というわけでかなり樹木のことを勉強しなければならなくなった。

僕と同じように世間で敏感とされる方は、ぜひ注意してほしい。

国の基準はまだ本質にたどり着いているとはいえないと思うからだ。

例えば壁などに使われているホルム・アルデヒドが、シックホームなどの根源として認定されているが、実際は違うらしい。

娘と木工用ボンドでいろいろ模型を作って遊んでいると、確かにすぐくらくらしてくるが、本質的なことをいえばさまざまな化学物質の取り合わせによるものだと思う。

スギ花粉への感受性がひとによって異なるように、有害なものも厳密にはひとによって異なる。

これから家を建てる方は、そのハウスメーカーなり工務店が作った家に実際に何度も入って確かめるしかない。

余談だが、もちろん僕は自分が敏感とは思っていない。

実際花粉症に悩まされることはないし、放射性物質を感知することも正常なひとの働きだと思っている。

以前も書いたが、僕が危険視する線量は毎時0.04μSV、つまり年間になおすと、0.35mSVだ。

世界の基準と比較してみよう。

国際放射線防護委員会  1mSV
欧州放射線リスク委員会 0.5mSV
欧州の規定       0.1mSV

このなかでみてみれば僕の基準は特に厳しいものではない。

ICRPだけがむしろ高すぎる格好で、これは欧州放射線リスク委員会や矢ケ克馬氏ほかが指摘しているように内部被曝を考慮していないからだ。

放射線感知が非科学的だという輩がいたら、その人の方がおかしいということだ。

人体に有害なものと科学が認定しているのだから、炎を熱いと感じるように放射線を感知するのは当然だ。