ネコの胴体の下にだぶついた皮膚があります。
解剖学用語でプライモーディアル・ポーチ primodial pouch (原始の袋♡)というそうです。
(正確にはパウチと発音しますが)
正式には前肢の付け根から後肢の付け根まで、おなかの両脇に長くのびている部分すべてがプライモーディアル・ポーチなのだそうです。
通常、後脚の付け根の特に分量の多いふわふわした三角形の部分のみをさすことが多いそうです。
今年の初めにフェイスブックで知った豆知識です。
それ以来、うちのネコのみならず通りで見かけるネコやよその家で飼われているネコのプライモーディアル・ポーチがやたらに気になります。
ティブ(上の写真)はよく目立つ立派なプライモーディアル・ポーチをビロビロさせています。
短躯、短足でずんぐりむっくりした母ネコ、リヴィーのプライモーディアル・ポーチは意外なことに目立ちません。
(2月に撮った写真です)
ネコ同士がケンカする時、後ろ脚で相手のおなかを激しくけり合うことが多いそうです。
鋭いかぎ爪がダブダブのプライモーディアル・ポーチを傷つけることがあっても、損傷が内部の内臓に及ぶことはめったにないそうです。
敵から内臓を守る働きをしているのがプライモーディアル・ポーチだそうです。
プライモーディアルという言葉は生物が進化する際、退化せずに残った不要な部分というような意味らしいのですが、ネコのプライモーディアル・ポーチは充分機能を果たしているようです。
ハムスターやリスの頬っぺたのポケットやカンガルーのおなかの袋もポーチ(パウチ)と言いますが、どちらもプライモーディアル・ポーチと違ってちゃんと袋の役割を果たしていますね。
プライモーディアル・ポーチを日本語でなんというのかと気になって調べてみたら「ルーズスキン」というカタカナ英語の言葉が見つかりました。
「ゆるい皮膚」、そのまんまではありませんか。
専門用語ではなさそうです。
英語のプライモーディアル・ポーチのほうがずっとひびきがいいと思いませんか。
私はプライモーディアル・ポーチの語感にたまらなく惹かれ、しばしばネコに向かってプライモーディアル・ポーチと言っています。
「ちょっとさわっていい、プライモーディアル・ポーチ?」「プライモーディアル・ポーチ、見せて?」「プライモーディアル・ポーチ持ってどこ行くの?」....
息子は私が1日に何回「プライモーディアル・ポーチ」という言葉を口にするか毎日数えているようです。
私も息子のいる時にサービスで口にすることが多いかもしれません。
夫は「うんざりだ、聞きたくない」と言っています。
うちのネコ2匹は私たちに心を許しているにもかかわらずプライモーディアル・ポーチのあるあたりを触られるのをとても嫌がります。
うちのネコは嫌がるのが分かっているので無理にさわったりはしませんが、他のネコたちもそうなのかちょっと気になるところです。
まだ確かめる機会に恵まれていません。
最近、知り合いがイヌの散歩をしているところに行き会い、ちょっと立ち話をしました。
そのイヌが私に親愛の情を示すためか、歩道にコロンと寝転がってお腹を見せてくれました。
そおっとネコのプライモーディアル・ポーチがある、つるんとして余分な皮膚などないイヌのおなかの側面に指先を添わせてみたら、気持ちよさそうにそうに体をグネグネよじりました。
さわられるのを嫌がらないどころか喜んでいるように見えました。
動物にとっておなかを見せるのはとても無防備な姿勢のようですね。
その状態で襲われたらひとたまりもありませんし、そもそもプライモーディアル・ポーチが守っているという大切な内臓がいっぱい詰まってもいるわけですから。
ネコのプライモーディアル・ポーチはたいていの動物にとってとても敏感な場所にあるようです。
(人によくなれたイヌはたぶんどこを触られてもうれしいのでしょうね)
去年の夏の終わりに死んだ、均整の取れた肢体のホレイシオのプライモーディアル・ポーチは(改めて写真を見てみたのですが)あまり目立ちません。
さてこの記事に「プライモーディアル・ポーチ」という言葉が何回出てきたでしょうか。
解剖学用語でプライモーディアル・ポーチ primodial pouch (原始の袋♡)というそうです。
(正確にはパウチと発音しますが)
正式には前肢の付け根から後肢の付け根まで、おなかの両脇に長くのびている部分すべてがプライモーディアル・ポーチなのだそうです。
通常、後脚の付け根の特に分量の多いふわふわした三角形の部分のみをさすことが多いそうです。
今年の初めにフェイスブックで知った豆知識です。
それ以来、うちのネコのみならず通りで見かけるネコやよその家で飼われているネコのプライモーディアル・ポーチがやたらに気になります。
ティブ(上の写真)はよく目立つ立派なプライモーディアル・ポーチをビロビロさせています。
短躯、短足でずんぐりむっくりした母ネコ、リヴィーのプライモーディアル・ポーチは意外なことに目立ちません。
(2月に撮った写真です)
ネコ同士がケンカする時、後ろ脚で相手のおなかを激しくけり合うことが多いそうです。
鋭いかぎ爪がダブダブのプライモーディアル・ポーチを傷つけることがあっても、損傷が内部の内臓に及ぶことはめったにないそうです。
敵から内臓を守る働きをしているのがプライモーディアル・ポーチだそうです。
プライモーディアルという言葉は生物が進化する際、退化せずに残った不要な部分というような意味らしいのですが、ネコのプライモーディアル・ポーチは充分機能を果たしているようです。
ハムスターやリスの頬っぺたのポケットやカンガルーのおなかの袋もポーチ(パウチ)と言いますが、どちらもプライモーディアル・ポーチと違ってちゃんと袋の役割を果たしていますね。
プライモーディアル・ポーチを日本語でなんというのかと気になって調べてみたら「ルーズスキン」というカタカナ英語の言葉が見つかりました。
「ゆるい皮膚」、そのまんまではありませんか。
専門用語ではなさそうです。
英語のプライモーディアル・ポーチのほうがずっとひびきがいいと思いませんか。
私はプライモーディアル・ポーチの語感にたまらなく惹かれ、しばしばネコに向かってプライモーディアル・ポーチと言っています。
「ちょっとさわっていい、プライモーディアル・ポーチ?」「プライモーディアル・ポーチ、見せて?」「プライモーディアル・ポーチ持ってどこ行くの?」....
息子は私が1日に何回「プライモーディアル・ポーチ」という言葉を口にするか毎日数えているようです。
私も息子のいる時にサービスで口にすることが多いかもしれません。
夫は「うんざりだ、聞きたくない」と言っています。
うちのネコ2匹は私たちに心を許しているにもかかわらずプライモーディアル・ポーチのあるあたりを触られるのをとても嫌がります。
うちのネコは嫌がるのが分かっているので無理にさわったりはしませんが、他のネコたちもそうなのかちょっと気になるところです。
まだ確かめる機会に恵まれていません。
最近、知り合いがイヌの散歩をしているところに行き会い、ちょっと立ち話をしました。
そのイヌが私に親愛の情を示すためか、歩道にコロンと寝転がってお腹を見せてくれました。
そおっとネコのプライモーディアル・ポーチがある、つるんとして余分な皮膚などないイヌのおなかの側面に指先を添わせてみたら、気持ちよさそうにそうに体をグネグネよじりました。
さわられるのを嫌がらないどころか喜んでいるように見えました。
動物にとっておなかを見せるのはとても無防備な姿勢のようですね。
その状態で襲われたらひとたまりもありませんし、そもそもプライモーディアル・ポーチが守っているという大切な内臓がいっぱい詰まってもいるわけですから。
ネコのプライモーディアル・ポーチはたいていの動物にとってとても敏感な場所にあるようです。
(人によくなれたイヌはたぶんどこを触られてもうれしいのでしょうね)
去年の夏の終わりに死んだ、均整の取れた肢体のホレイシオのプライモーディアル・ポーチは(改めて写真を見てみたのですが)あまり目立ちません。
さてこの記事に「プライモーディアル・ポーチ」という言葉が何回出てきたでしょうか。
ビール腹とか 太鼓腹 とか 悪く言われてますが
本当は 自分を守る 大事な 事の 一つかも
猫には褒めるように 人間は けなすように 言うなんて 人間も 自分勝手ですね
昔は 太ってないと 美人じゃなかった のですが 今は やせてないと 美人じゃない ので
ついて行くのが 大変ですよね
私も猫2匹飼っていてこのお腹のたるみの部分気になっていました。プライモーディアル・ポーチと言うんですね!
1匹はちょっとぽっちゃりなのでこの部分が目立っています。そして可愛いからついついつまんじゃうんですが怒りますね(^^;
もう1匹は痩せてるのであまりこの部分目立ちません。
あるいはメスネコに不妊手術をした後遺症だ、と思う人も多いのだとか。
ビール腹に見えなくもないですね。
Tomoさん、ようこそ
貴重な情報をありがとうございます。プライモーディアル・ポーチにさわられて怒るのはうちのネコだけじゃないんですね!
他のネコにさわってみる機会をうかがっているのですが....