昨日の明け方、気温は氷点下までさがったようです。
暑がりの私も夜明け前に寒さで目が覚め、夏用布団とキルトの上に毛布をかけて体の周りが暖かくなったところでもうひと眠りしました。
7時半ごろ起きだしてカーテンを開けたら、外は雪!街灯のオレンジ色の灯りが降り続ける雪をクッキリ照らし出していました。
私の家の両隣は、7時台にもう出勤したようです(早いなぁ)、タイヤの跡でわかります。
外に出て短い通りに一番乗りの足あとをつけてやろう…と意気込んでいたのですが...
セントラル・ヒーティング(暖房)をつけて暖かい服に着替えてお湯を沸かしたりしていると、玄関のドアにつけたキャット・フラップ(ネコ用の出入り口)のカシャンという音がして、あ~、朝食を食べたうちのネコのどちらか(たぶん息子ネコのティブ)が外に出たことがわかりました。先を越されたか。
クルマに沿って少し歩いて左側の花壇にジャンプしたようです。
いつの間にか帰っていたティブにせがまれて、今度は裏庭のドアを開けてやりました。
呼んだら一度振り返り、元気いっぱい奥の塀を乗り越えてどこかに出かけてしまいました。ネコはこたつで丸くなるものだと思っていました。(うちにこたつはありませんが)
午前9時近くに、私の家のある短い通りを出て、幅の広い通りまで出てみました。
時差式の通勤時間のようです。
生け垣の濃い緑色を背景に降り落ちる大粒の、というよりはむしろ平べったくて肩に落ちるフケ状のフレークタイプの雪をしっかりと観察することができました。
クリスマスの飾りのように触手のある星形や六角形の雪の結晶の形をしているのが肉眼ではっきりと見て取れました。
10時までには雪はやみました。
クルマで出かけるためにフロントスクリーンの雪を手で払ったら、びっくりするほど簡単にサッと落ちました。スクリーンが凍り付いていることもなくワイパーであっという間にスッキリ。エンジンが温まるまでに少しかかりました。
ボネットの雪を手ですくって小さい雪だるまを作りました(一番上の写真です)。雪だるまの英語は snowman ですが、私の雪だるまは断固として女の子です。「雪絵ちゃん」と名付けました。
ボネットからそおっと、ウィーリー・ビン(手押しゴミ箱)の上に移した雪だるまの雪江ちゃんに、「行ってきます」と言ってクルマで出かけて4時間ちょっと...
帰宅したら、雪絵ちゃんの無残な姿が迎えてくれました。
胴体はかろうじて氷状のおにぎり型になってゴミ箱の上に残っていました。地面に雪絵ちゃんの口(赤い棒状の磁石)とベレー帽(ビンの蓋、裏返っています)が落ちています。
クリスマス前後は、午後の3時過ぎにはもう日がくれて薄暗くなっていたはずです。日がぐんぐん長くなっています。
雪は まだ ですが
雪景色 ありがとう ございます