シュルーズベリー Shrewsburry のシャット shut(抜け道、路地)、続きです。

上の写真の、ウィル・コップ Wyle Cop (道の名前)はチューダー様式(16世紀)、17、18、19世紀の建物がごっちゃごちゃと立ち並ぶ、曲がりくねった大通り、壮観です。(前回、2月にシュルーズベリーに行った時の写真です)
上の写真の、ターコイズブルーの看板のチャリティ―・ショップ(週末中閉まっていました)の左側の狭いシャットの入り口です。

コンパスィズ・パッセージ Compasse's Passege という名前があります。
非常に古い壁なので自転車を立てかけないで、という小さなサインがありました。

ほかのいくつもの古くて狭いシャットにも同様のサインがありました。
シャットの途中の昔からあったと思われる古い住居入り口....戸口がとても低いし狭いし、引っ越しの時に細い通路を通って家具を運び込むのに難儀したことでしょう。

建物を抜けたら、古い住宅の裏庭に挟まれた細い路地....

振り返ったところです。

このシャットにとりわけ興味を持ったのは案内のリーフレットにマーケットに連れていかれる途中で逃げ出した雄牛がこのシャットの一番幅が狭い部分につっかえて動けなくなった記録がある、と書いてあったからです。
いつのことかは書かれていませんでしたが....
この小さな塔は階ごとにとても小さなフラット(集合住宅)になっているようです。外にドアのブザーがいくつもありました。

つっかえたのは、ここらへんか.....?

出たところを振り返ってみました。

実は上のコンパスィズ・パッセージに表通りの広い通りから入る前に、表通りと平行に走る石だたみの裏通りから別の有名なシャットを抜けて表通りに出たのです。
以下がその写真です。
バラックス・パッセージ Barrack's Passage の裏通りからの入り口です。

バラックというのは兵舎のことです。中世の頃に連隊がこのシャット沿いにあった建物に駐屯したことがあるのだそうです。
写真には写っていませんが、坂を下に数歩降りると、壁続きにコンパスィズ・パッセージ の入り口があります。

木の梁がむき出しのハーフ・チンバーの立派なたてものには1426年に伐採された材木が使われているそうです。
やっぱり年輪から年代を割り出したのでしょうか。
この建物はヘンリー・チューダーというレストラン、カフェ・バーとして使われています。
昼間から、カラオケ?のような音声が聞こえてきました。
いえ、のぞいてみたわけではないのですが下手さから勝手にカラオケと判断しました。


出たところです。

右手の黒い車の奥が表通りのバラックス・パッセージの入り口です。

わかりやすい古建築の特徴「ハーフ・チンバー 」ではありませんが、ガタつき度からかなり古いと思われるパブ、ナグス・ヘッドNag's Head。

ナグ nag というのはウマのことです。
ナグス・ヘッド は中世の頃からパブ(当時はイン inn といいました)の名前としてよく使われています。
となりの緑のサインの下のゴミ置き場はもしかしたら昔は公道の抜け道だったのかもしれませんが、今は私有のスペースみたいですね。

あいているので勝手に入ってみました。ほんの数歩です。
ナグス・ヘッドの裏の壁が抜けたようなハーフ・チンバー!

ビア・ガーデンになっているみたいです。
屋内禁煙法が徹底しているイギリスでは喫煙者のための屋外の席がパブやレストランにとって不可欠です。
パブは営業中でしたが外で飲んでいる人はこの時いませんでした。
この大通り、ウィル・コップ の下の方に位置する わざとらしいほど堂々としたハーフ・チンバーのたてものの.....

あいているところに入ってみました。
シャットではありません。私有地のようです。

奥は駐車場、抜けられません。

ほかにもガイド・リーフレットには書かれていない「抜けられない路地裏」が多数ありました。



住宅の入り口が集結している路地裏のスクエア。
もちろん立ち入り禁止ではありませんが私有地だと思います。公道ではありません。観光客が用もないのに出入りして写真を撮って回るべきところじゃなさそうです。
明日に続きます。

上の写真の、ウィル・コップ Wyle Cop (道の名前)はチューダー様式(16世紀)、17、18、19世紀の建物がごっちゃごちゃと立ち並ぶ、曲がりくねった大通り、壮観です。(前回、2月にシュルーズベリーに行った時の写真です)
上の写真の、ターコイズブルーの看板のチャリティ―・ショップ(週末中閉まっていました)の左側の狭いシャットの入り口です。

コンパスィズ・パッセージ Compasse's Passege という名前があります。
非常に古い壁なので自転車を立てかけないで、という小さなサインがありました。

ほかのいくつもの古くて狭いシャットにも同様のサインがありました。
シャットの途中の昔からあったと思われる古い住居入り口....戸口がとても低いし狭いし、引っ越しの時に細い通路を通って家具を運び込むのに難儀したことでしょう。

建物を抜けたら、古い住宅の裏庭に挟まれた細い路地....

振り返ったところです。

このシャットにとりわけ興味を持ったのは案内のリーフレットにマーケットに連れていかれる途中で逃げ出した雄牛がこのシャットの一番幅が狭い部分につっかえて動けなくなった記録がある、と書いてあったからです。
いつのことかは書かれていませんでしたが....
この小さな塔は階ごとにとても小さなフラット(集合住宅)になっているようです。外にドアのブザーがいくつもありました。

つっかえたのは、ここらへんか.....?

出たところを振り返ってみました。

実は上のコンパスィズ・パッセージに表通りの広い通りから入る前に、表通りと平行に走る石だたみの裏通りから別の有名なシャットを抜けて表通りに出たのです。
以下がその写真です。
バラックス・パッセージ Barrack's Passage の裏通りからの入り口です。

バラックというのは兵舎のことです。中世の頃に連隊がこのシャット沿いにあった建物に駐屯したことがあるのだそうです。
写真には写っていませんが、坂を下に数歩降りると、壁続きにコンパスィズ・パッセージ の入り口があります。

木の梁がむき出しのハーフ・チンバーの立派なたてものには1426年に伐採された材木が使われているそうです。
やっぱり年輪から年代を割り出したのでしょうか。
この建物はヘンリー・チューダーというレストラン、カフェ・バーとして使われています。
昼間から、カラオケ?のような音声が聞こえてきました。
いえ、のぞいてみたわけではないのですが下手さから勝手にカラオケと判断しました。


出たところです。

右手の黒い車の奥が表通りのバラックス・パッセージの入り口です。

わかりやすい古建築の特徴「ハーフ・チンバー 」ではありませんが、ガタつき度からかなり古いと思われるパブ、ナグス・ヘッドNag's Head。

ナグ nag というのはウマのことです。
ナグス・ヘッド は中世の頃からパブ(当時はイン inn といいました)の名前としてよく使われています。
となりの緑のサインの下のゴミ置き場はもしかしたら昔は公道の抜け道だったのかもしれませんが、今は私有のスペースみたいですね。

あいているので勝手に入ってみました。ほんの数歩です。
ナグス・ヘッドの裏の壁が抜けたようなハーフ・チンバー!

ビア・ガーデンになっているみたいです。
屋内禁煙法が徹底しているイギリスでは喫煙者のための屋外の席がパブやレストランにとって不可欠です。
パブは営業中でしたが外で飲んでいる人はこの時いませんでした。
この大通り、ウィル・コップ の下の方に位置する わざとらしいほど堂々としたハーフ・チンバーのたてものの.....

あいているところに入ってみました。
シャットではありません。私有地のようです。

奥は駐車場、抜けられません。

ほかにもガイド・リーフレットには書かれていない「抜けられない路地裏」が多数ありました。



住宅の入り口が集結している路地裏のスクエア。
もちろん立ち入り禁止ではありませんが私有地だと思います。公道ではありません。観光客が用もないのに出入りして写真を撮って回るべきところじゃなさそうです。
明日に続きます。
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